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校長先生とのお話

勇気を出して校長先生と話をしてきました。
くうちゃんの「学校を楽しい場所に変えたい」という気持ちを伝えに。
そして、学校とは深く関わることは今後ないだろうと思っていた私が、
くうちゃんがそう思うなら、いち保護者という立場で積極的に学校教育に関わりたい、
そんな気持ちになったことを伝えに行った。

校長先生は、まずくうちゃんが学校というものに気持ちが向いたことを喜んでくれた。

「くうちゃんが楽しいと思う学校って、具体的にどんな学校ですか?」

「一番は、そこにいる大人、先生たちが心底楽しく過ごしていることです。
自分も周りも楽しくいられる環境。そのまんまの自分でいられる場所。」

ちょっと、あ~、そうか~みたいな反応の校長先生。
大人が心底楽しむ、そこにそうはいかない業務量。書類の数々。
子供と接する時間が思うようにとれない、子供だけに関わりたい、
自分たちも楽しみたい、その気持ちと業務に追われるジレンマ。
先生の気持ちや情勢も話してくれた。

学校体制でくうちゃんが惹かれた麹町中学校、桜丘中学校の様子を伝える。
先生は麹町中学校のことは知っていた。
そして、教頭先生は長野県教育委員会からの指示で、今年度から麹町中学校へ一年間研修予定とのこと。
県の教育委員会が新しい教育に向けて動いてくれているのがわかったのは私にとって嬉しい収穫。
麹町中学校の取り組みについて、校長先生が思うこと。

・長野県駒ケ根市という場所で麹町中学校のような取り組みの活かせる部分があれば参考にしたい。
・卒業生たちが地域にたくさんいる中で、
長年培ってきたもの、伝統がある。
地域の人たちがどう思うか、保護者たちがどう思うか、そこも調整がいる。
個も大事だし、全体もみていかないといけない。
・中学は教科の中でやっている。中学校のがまだやりやすい。
小学校は全部の教科をひとりの先生がやっていて、
カリキュラムをこなさなければいけない側面がある。
文科省は時数を決めてきている。
自由度が増したときに、その時数をやれたかどうか
の確認ができず、逆に確認をするために先生が疲弊しないかも心配。
・ガラッと変えた時のための根回しは時間をかけてする必要がある。
メリットもデメリットも提示でき、説明・対応できるように。そこはまだ勉強不足。
・今まであるシステムから変えた時に、保護者の理解をどう得るか、
地域の理解をどう得るか、逆にそのシステムに適応できない子供たちに対する対応や、変えたことによる職員の疲弊も心配。
・新設校や私立、小規模の学校ならシステム改革はやりやすい。
中規模から大規模の学校で、
公立の小学校の取り組みがあったら参考にしたい。
変える前にどんな下準備をしてきて、準備期間はどれくらいで、
どんな取り組みをして
どんな効果があって、今の課題は何なのか。
そういった情報もほしい。
・今コロナの対応に追われる中で、バタバタしすぎている。
やれなかった授業の再編成に頭も悩ませるなか、
子供たちにも先生にも新しいことを取り入れていくのは混乱を招くのではないか。

大体こんなようなことを話してくれた。
年度始めとコロナ対策に忙しいこの時期に、1時間も時間を取ってくれたことに感謝です。

先生と話して、私に今できるかなと思うこと。
改革に取り組んでいる市町村、公立の小学校で中規模から大規模の学校の取り組みの情報収集。保護者や地域に対して理解を得るためにどんなことをしていったのかの情報収集。
今、小学校に通う子たちと保護者の気持ち。
今の制度に合わない子たちとその保護者の気持ち。
その辺の情報収集をして先生に伝えようと思う。
そして、先生たちの得意分野、好きなこと、やってみたい授業、先生がやりたいことを思うようにやれない学校のシステムはどこか、そんな話も先生たちと話しながら。

別に変える必要ないよ、そう思う人もいると思う。
私も前は、今の学校制度で楽しい子もいるんだし、
学校教育が間違ってるって一概には言えない部分もあるだろうし、
がんばってる先生を否定することになる。だから変える必要はない。
そんな風に思ってる時はあった。変えることへのあきらめというか。
変わるには時間もいるし、変わることも難しいだろうから
学校へは行かないって決断でもあったと思う。

でも、私は今の学校のシステムにははっきりNO!!って言いたい。
担任のあたりはずれって話題が出てくる新学期。
減らないいじめと不登校。
なんだか大変そうでやりたいことが思うようにできないっていう先生。
大変な時にあたるの嫌だからとPTAの楽な学年での争奪戦。
違和感でしかない。
この文だけ見てると、先生の子供に対する愛情も、親の子供に対する愛情も隠れちゃってる。
ってことはやっぱり違うって気がする。
愛情っていうエネルギーがまわりにくいシステムなんじゃないかと思う。
だから今の学校教育システム、変えていきたい。そう思う。

「すっきりした返事ができないのが申し訳ない、くうちゃんとお母さんの気持ちはとても嬉しい、これからもどんどん聞かせて下さい。いつでも来てください。」
そう言ってくれて嬉しかった。
先生側の話も聞けて良かった。

今日ひとつ、先生にそれならできると思いますって言われたこと。
教室と家にいるくうちゃんを、Zoomでつないでもらえませんか、という提案。
学校と家をオンラインでつないでいく、それも試してみたい。
小さなことでも、こんなことやってみたらいいんじゃないかってことを
どんどん試していって、行動して、違ったらまた考えて、行動しなおして。
きっとこれからそんな繰り返し。行動しないと、何も始まらない。

去年の今頃、退職する校長先生が学校から遠のいている私を心配して、校長先生の引継ぎに呼んでくれた。
「お母さんだけでも学校につながっててください。いつでもお茶しにだけでも来てください」
正直??だった。子供が行かないのに親だけ行くってなんで?って。
そこまでして学校とつながりを持たせなくても、大丈夫ですよ?って思ってました。

今年はこれからも校長室、お茶しに通わせて頂こうと思います。

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私もスキです。ありがとう💕
7
3児の母。長男の自閉症、不登校を通して子供から自分を生きることを学びました。2018年10月、夫も仕事もやめて自宅で開業。子供が学校へ行かないを選択して2年。「学校教育が子供中心のものになるようにしたい」「地域全体を学校にしたい!」そんな想いで地道に活動を始めています。
コメント (2)
がんばれー(^^)/
ありがとうございます(^^♪のんびりあせらず行きます!
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