そういえばくうちゃんは自閉症って言われてるんだった!!
お日様の光がまぶしすぎて、なかなか外に出られないくうちゃん。
学校にも行かないし、買い物に一緒にでかけたりもしない。
ゲームをして過ごすことがほとんどなので、
透き通るような白さになっています。
最近少しずつ暖かくなってきて、妹のねっちと一緒に庭で遊んだり
お散歩にでたりしていたら、
めずらしくくうちゃんも一緒につられて出てくるようになった。
今日もねっちを自転車に乗せて坂道下りに行こうと思ったら、
くうちゃんも自分で自転車を引っぱり出してきて、一緒に行くって。
お?すごく貴重だぞ、この機会。
と思いながら一緒に自転車に乗る。
久しぶりに自転車に乗るから、
ペダルをこぎだすときの足の使い方、力の伝え方、
ハンドルを持つ手でバランスと方向を定めていくこと、
いっこいっこが不安そうに、ゆっくり体を確かめながら乗り出す。
くうちゃんは昔から体の使い方が不器用で、
ねっちが2歳で自然に出来ていることを、
6歳くらいでやっとできている感じだった。
くうちゃんは、きっと赤ちゃんから幼児時代、自分の腕がここまでで、
どうしたらこの腕が動くのか、そういうことが自然には
なかなか感じられなかったんだと思う。
自分でどんどん実験して習得していくタイプでもない。
イメージはつくのに、自分の体は全くついてこない、
そこも苦しんでいたとこだったと思う。
今日、自転車に乗っていて
「この道、自転車で走ったことないから怖いよ。待って。」
そう言われてはっとした。
そういえば、新しい体験には予習が必要だった!!
道の曲がり具合、傾斜、目に見える風景、何気なく「きれいだね~」
とか、「気持ちいいね~」で私が通り過ぎてしまうようなことも、
くうちゃんにとっては情報量が多すぎだったんだ!!
昔は、自閉症の関わり方の本を読んでは、
その通りにできない自分を責めて、育児書とか
自閉症の本なんていらない!!って思ってたけど、
今日は、関り方のヒントが提示されてるんだった!
なんてありがたいことだったんだ!!って思った。
もちろん関わり方は本で示されてるものは一部であって、
「くうちゃん」には「くうちゃん」の特性がある。
自然に外に出ようという気になってきたってことは、
そろそろ少しずつ外に出ていっても大丈夫かなと思う。
外の刺激を受けるってことは、敏感な子にとってすごく大変なこと。
今までゲーム体力は十分に培ってきたけど(笑)、
外に出る体力つけていってあげたいなと思った今日でした。
体の力というか、外にでるための安心材料、
自分の落としどころを増やしていくというか。
もちろん、体的な体力も必要。今のままじゃ
ディズニー再開した時に、開園から閉園まで遊べる体力はなさそうだから、
それはくうちゃんにとっても私にとっても一大事。
遊びつくすだけの体力をつけていこう。
そして私は、くうちゃんの中に自分の取扱書ができるまで、
じっくりじっくり付き合っていこうかな。
こういうときの私って、ぐいぐい責める傾向あるから
そこも気をつけながら。
くうちゃんのペースを大事にしないとね。
日々更新されていく「くうちゃん」の特性。
型にはめず、「くうちゃん」っていう存在をしっかりみながら。
まだまだ知らないくうちゃんが、きっとたくさんある。
それを発掘していけたらいいなと思います。
https://nesukoma.com/hattatusyougai-309
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?