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なぜ、人前で話すのが怖いのか?《解決策あり》

僕も人前で話すのが苦手だった

今回はのテーマは、なぜ人前で話すのが怖いのかという話と、その解決策をお伝えしようと思います。

僕も人前に立つだけで震えるタイプで、見てる人にバカにされているんじゃないかなっていう不安が常にありました。

もちろん、今でも緊張はします。しかし、前に人前で話す機会があって、聞いた人に感想を聞くと、「分かりやすかったよ」みたいに言ってくれました。なので、だいぶマシになったのかなと思います。

アメリカ人も人前で話すのが怖い

まずは、意外な事実からお伝えします。アメリカ人でも人前で話すのが怖いらしいんですよね。

『内向型人間の時代』という本に書いてありましたが、スピーチはアメリカ人にとって怖いものの "第1位" らしいです。

第1位ってことは、「死の恐怖」を上回るってことですね。堂々と喋るイメージがあるアメリカ人も不安を感じているのは意外でした。

やっぱり、カリスマ性がある人がどうしても目立ってしまうということだと思います。

アメリカ人の中でもプレゼンが得意な人がバンバン前に出てきて、人前で話すのが苦手だよっていう人が裏に隠れてしまうということなんですね。

人前で話すのが怖い原因3選

①見つめられる=捕食者に狙われている!

スピーチするときって、たくさんの人に見つめられますよね。「見つめられる」というのはどういう状態かっていうのを大昔に置き換えてみると、"捕食者に狙われてるとき" なんですよね。

自分が餌になってる!相手が狙ってる!っていう状況なのです。

だから、じっと見つめられてると逃げたくなる、不安になる、怖いっていうのは当たり前なんですよね。遺伝子に刻み込まれているものです。

最近で言うと、「ビデオ会議」がありますよね。

これがすごい疲れるのは当たり前なのです。画面にたくさんの人が表示されてずっとこっちを見てるので、嫌になるんですよね。

だから僕は、仕事ではできるだけビデオ会議をせずに、チャットだけにしてくれって言ってます。

②聴衆の反応を察知するから

あとは、聴衆の反応を察知してしまうからっていうのもあります。特に、HSP(繊細さん)が当てはまりやすいですね。

例えば、聴衆でしかめっ面の人がいるとか、あくびしてるとか、スマホをチェックしてるとか。

それを見てしまうと、「あ、何か自分の話し方に欠点があるのかな」って不安になっちゃうのです。だから、スピーチが怖くなるんですよね。

共感能力や観察能力があるから、こういうことが起こってしまうのです。

③スピーチにトラウマがある

そして、スピーチにトラウマがあるっていうのが原因のこともあります。

例えば、実際に人前で話したときに緊張で話せなくなっちゃったとか、失敗して友達にからかわれてしまったとか、親に堂々と喋ってよみたいに強いられた教育をされたとか。

こういうトラウマがあると、人前で話すのがどんどん嫌になってくるってことですね。

スピーチがラクに!解決策5選

人前で話すのを少しでもラクにするための方法を、5つご紹介します。

①真っ先にトイレの場所を確認する

これは新しい場所に行く時ですね。僕もそうなんですが、お腹が弱くて緊張するとトイレに行きたくなることが多いです。

こういう体質の人がトイレの場所がわからないと、もっと不安になっちゃうと思います。トイレの場所が分かってるだけでも、気持ちがラクになるのでお勧めです。

本当にヤバくなったらトイレにこもったりしてもOK。

②「ワクワクが止まらねぇ!」と考える

次は、緊張してドキドキしてるときの対処法。僕は、「ワクワクが止まらねぇ!」と考えるようにしています。

緊張のドキドキとワクワクのドキドキって紙一重なので、この方法が有効なのです。これは「リフレーミング」と呼ばれるもの。つまり、「考えを変える」ということです。

これをするだけで「これはワクワクしてるドキドキなんだ!」というふうに思えて、ちょっと楽しくなってくるのでオススメです。

③話すことを絞ってシンプルに話す

そして、話すことを絞ってできるだけシンプルに話すという方法です。

僕もやってみてすごい効果があったのですが、たくさん喋ることがあるってなっちゃうとすごい緊張してしまうんですよね。

例えば、「今回は3つだけ話せばいい。しかも、小学生にも分かるように話そう」みたいにすると良い感じになります。

話し手の不安が軽減される上に、聞き手が分かりやすい言葉で喋ってもらうと、「この喋ってる人は頭いいんだ!」って認識しやすくなるんですよね。

専門用語ばかりだと聞く方は理解できないから、「あ、この喋ってる人はバカなんじゃないかな」って思ってしまう可能性があるのです。

聞いてる方じゃなくて、話し手の知能が低いと思われてしまうので、シンプルに話したほうがいいってことですね。

④少し不器用なくらいが信用される

続いては、少し不器用なくらいが信用されるっていうふうに認識するということです。

機械的にバンバン喋るよりも、ちょっと噛んだりミスした方が人間的な温かみが出ると思います。

「ちょっと失敗しても全然OK!」というふうに考えれば、少しは気持ちが軽くなるはずです。

⑤これが最強!深呼吸

最後は、深呼吸ですね。シンプルだけど、なんだかんだこれが最強です。

呼吸って興奮したり、落ち着かせたりっていうのをすぐにコントロールできるので、やっぱりこれが一番効果的。

僕の場合、「緊張したら息を長く吐く」というふうに普段からルール化してます。一瞬で緊張が半減するので、すごく効果的です。

おわりに

無理に不安を抑えようとすると、逆にその不安が際立ってしまいます。

人前で話すのが怖いっていう人は、すっごいたくさんいるから大丈夫です。

僕が話す時は、「10%だけでも伝わればいいかな」っていうふうに思ってます。こうすることで、気持ちがラクになるんですよね。

良かったら参考にしてみてください。メンタルサポーターの雨音マモルでした!

動画で見たい方はこちら!


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