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AOMORI TRUMPET FIVEのコンサートが最高だった話
はじめに。
この記事は、わたしのトランペット愛が溢れた内容となっております。
管楽器に馴染みのない方にとっては、読みにくい文章かもしれません。
それでも、刺激を受けたコンサートだったのでぜひ語らせてください!
昨日、無事にAOMORI TRUMPET FIVEの青森公演が終わりました!
— 山川永太郎 (@528_Tp) July 3, 2023
お越しくださった皆様、ありがとうございました!
また、開催にご尽力くださった方々にも心より御礼申し上げます。
準備期間は本当に大変でしたが、本番は楽しくあっという間の時間でした。
また必ずパワーアップして帰ってきます! pic.twitter.com/zI9NTW2wYL
AOMORI TRUMPET FIVEについて
AOMORI TRUMPET FIVEは、トランペットアンサンブルのアーティストグループです。
以下、YouTubeチャンネルより【概要】を引用しますね。
関東を中心に活動している青森県出身の若手トランペット奏者で結成された、【AOMORI TRUMPET FIVE】です!
よろしくお願いします!
メンバー
川井 真優 (青森市)
小林 鴻 (弘前市)
佐々木 静香 (青森市)
森 未来 (八戸市)
山川 永太郎 (青森市)
皆さま、お気づきでしょうか。
メンバー全員、青森県出身者です。
コンサート中のMCで知ったのですが、AOMORI TRUMPET FIVEを主宰されている山川永太郎さんがTwitterで、「青森県出身のトランペッターで集まって演奏しませんか?」と呼びかけて結成に至ったとのこと。
検索してみたら、該当ツイートを発見しました!
青森県出身のトランペット奏者を募って、青森の3都市(青森、弘前、八戸?)をトランペットアンサンブルの演奏会で回るっていうのやりたい。
— 山川永太郎 (@528_Tp) September 11, 2018
もしこのツイート見てる青森県出身のトランペット奏者の方いたらご意見下さい、、
わたしはてっきり、コロナ禍だし何かやってみよう的な試みかと思っていたので(へぇ〜!そうだったのか)と思いながらMCを聴いていました。
ツイートでの呼びかけは2018年ですので、コロナ流行前に始動していたのです。
まとめると、ガチで青森県民だけで音楽したい本気のトランペットアンサンブル集団ですね。
最高じゃないですか!(青森県民の心の声)
わたしなりの聴こえかた
少々、前置きが長くなりました。
ここからは、2023年7月2日に開催されたAOMORI TRUMPET FIVEのコンサートを聴いて感じたことを書き残していきます。
5人それぞれの音色を堪能しました。
ですのでお一人ずつ、感じたことを語っていきます。
川井真優さん(青森市出身)
川井さんは、名古屋市消防音楽隊隊員としてご活躍されています。
メンバー5人の中で、一番小柄な女性。
少しあどけなさを感じる容姿に対し、のびやかな音色で歌心を感じました。
豊かなひびきが印象的で、もっとバラードソロを聴いてみたいなと想像しながら聴いた奏者です。ブラボーです!
小林鴻さん(弘前市出身)
小林さんは、岡山フィルハーモニック管弦楽団首席トランペット奏者です。
また、エリザベト音楽大学の助教授もされています。
スラッとした高身長で、メンバーの中でも最年長のようです。
とはいえ32歳、脂の乗った若手といったところでしょうか。
アンサンブル中は、みんなを引っ張っていく立ち位置が多く大活躍でした。
パワフルで芯のある、お兄さん的な音色を聴かせていただきました。ブラボーです!
内藤(佐々木)静香さん(青森市出身)
内藤さんは、洗足学園音楽大学演奏補助要員のほか、フリーランスとして演奏活動や吹奏楽指導にあたられています。
コンサートの中では、フリューゲルホルンという楽器に持ち替えて演奏される場面が多かったです。
わたし、まろやかなフリューゲルホルンの音色が大好きでして。
内藤さんのフリューゲルホルンは、ふくよかなひびきの中に芯があります。
うっとりするような音色を聴かせてくださいました。ブラボーです!
森未来さん(八戸市出身)
森さんは、洗足学園音楽大学演奏補助員・尚美ミュージックカレッジ専門学校演奏助手として活躍されています。
華奢でロングヘアをひとつ結いにして、とてもキリッとした印象です。
アンサンブルでの演奏はもちろん素晴らしかったですが、ソロを吹き上げる度胸が感じられました。
川井さんと同様、ソロでの演奏をもっと聴いてみたいと思わせる肝の据わった音色。ブラボーです!
山川永太郎さん(青森市出身)
山川さんは、AOMORI TRUMPET FIVEの主宰です。
新日本フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者・劇団四季「アナと雪の女王」オーケストラメンバーとしてもご活躍されています。
ヘアスタイルが昔の久保田利伸っぽくて、きっちり後頭部で結んでいました。
山川さんの音色はキラキラしていて、特に音の出だし(発音と表現します)が美しかったです。
出だしがクリアに聴こえるので、どの曲でも山川さんの音だなってわかるくらいでした。
さすがAOMORI TRUMPET FIVEの主宰!
いまや日本の若手トランペット奏者の中でも、オオタニさーんレベルで注目されているエースです。ブラボーでした!
圧倒的なプログラム構成
コンサートは、二部構成でした。
AOMORI TRUMPET FIVE 青森公演のチケット販売サイト | teket (テケト)より、プログラムを引用いたします。
Metallic Fury / E.Morales
Under Western Skies / K.Mckee
Emerald Rhapsody / E.Ewasen
Carmen Suite / G.Bizet Arr 大山哲史
他
第一部
一部オープニングは5人のトランペット奏者のみで、ファンファーレを披露してくれました。
フィッツジェラルド・バーナード作曲/「Trumpet Guild Fanfare」です。
華やかでワクワクしながら聴いていたことを、いま文章を打ちながら思い出しました。
その後、トランペット2本とピアノ伴奏で一曲。
トランペット3本とピアノ伴奏で一曲。
一部の最後には、ふたたびトランペット5本のみでのアンサンブル演奏というプログラム。
この「Metallic Fury」という曲は、フリューゲルホルンを5人全員が持ち替えて演奏する場面がありました。
非常にめずらしい曲で、聴き応えありまくりです!
吹奏楽やオーケストラと比べると、(例外もありますが)アンサンブルは終始吹きっぱなしだと思ってください。
わたしもトランペットを演奏することがありますが、(よく唇がもげないで吹き続けられるよなぁ……)と、唇を噛み締めながら聴いていました。
そのくらい、攻め攻めのプログラム構成でした。
第二部
二部は、演奏者のナレーションを交えた「カルメン」組曲。
音声トラブルもありましたが、オフステージ(舞台裏で演奏)や、男性陣がカルメンに扮するなどユーモアある演出でした。
いま思い出しても、にやけてしまいます。
オペラのシーンを思い浮かべながら、楽しく聴けました!
メンバーが一人ずつ、ソロを担当していたのもいい演出でした。
アンコール
アンコール曲は、「カルメン」組曲より、「ジプシーの踊り」を演奏してくれました。
ありがてぇ、本当にありがてぇチョイスです。
しかし、思い返しても本当に強強(つよつよ)プログラムでございました。
第一線で活躍されている皆さんだからこその、プログラム。
何度も言いますがブラボーです!いや、ブラビッシモ!!!
気持ちのよい終演を迎えられました。
山川さんと小林さんにご挨拶
すべてのプログラムが終わり、わたしは山川さんと小林さんと話すタイミングをうかがっていました。
なんだろう、野球で例えるならオオタニさんと佐々木朗希に声をかける気持ちです。(伝わりますか?)
めちゃくちゃ緊張しながらも、聴きにこれてよかったと伝えることができました。
お二人とも、「絶対にまたきます!パワーアップしてまた演奏しに帰ってきます!」と力強いお言葉をおっしゃってくださいました。
もう、(惚れてまうやろー)の世界です。
どんなに忙しくなっても、また青森に帰ってきてくれる。
そう思うと、ファンにならずにはいられませんでした。
AOMORI TRUMPET FIVEのメンバー全員、間違いなくこれからのトランペットシーンでたくさん活躍してくれる。
そう信じています!
次回のコンサートはいつだろうと、ソワソワしながら思いを綴ったら、3000字超えちゃいました。
ここまで読んでくださった方に、感謝申し上げます。
ぜひ、AOMORI TRUMPET FIVEの演奏を聴いて、わたしと想いを共有していただけたらうれしいです♪
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