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ミステリー好き歴35年以上の『好き』考察

2週に1回、図書館に行って
2冊以上のミステリー小説を借りて帰ってくる。

好きな小説家のミステリー本は買っている。

私がミステリー小説を好きになったのは
いつだったんだろう?
小説の前に漫画を読み始めたのは覚えている。
『金田一少年の事件簿』だ。
そして、その前、小学生のころから
2時間ドラマを親と一緒に見ていた。
『土曜ワイド劇場』『火曜サスペンス劇場』などの
ミステリードラマだ。

探偵の金田一耕助が活躍する『犬神家の一族』を
初めて見たのも小学生の時だった。
親の影響で見るようになったのは間違いない。

だけれど、
どうしてミステリーの魅力にハマったんだろうか。

すでに35年以上、ドラマ、漫画、小説と
媒体は変われど、
ミステリーは私の人生に欠かしていない。
謎解きツアーに参加したこともある。
推理クイズ本も好き。

人に話すと、「えー、怖くないの」と
言われたことがある。
「人が殺されるとか、怖いやん」とも。

いや、現実に起こったらイヤだし、
誰かが被害者になっているニュースを見るのは
気分が悪い。
フィクションだから楽しめる。

それに、書いていて気づいたけれど、
最近は日常ミステリーをよく読んでいる気がする。


私はミステリーの何が好きなんだろう?

密室や列車などを使ったアリバイ工作などの
トリックは読んでも、理解できた試しはほぼない。
探偵が謎解きをする場面が好き。
叙述トリックは読んでいてワクワクする。
張られた伏線が回収されていくのがおもしろい。

うーん、謎を解いたり、
謎が暴かれていくさまを見たりするのが
好きなのかな。

謎。


あー、登場人物の心の動きを読むのも楽しい。

でも、恋愛小説やファンタジー小説は
物語に入っていけない。
ハリーポッターシリーズは5行で断念した。

ということは、心の動きを感じるのが
好きなわけではないらしい。


やっぱり『謎』。

「なんで?」
「どいうこうこと?」
と考えるのが楽しいんだ。


そういえば、私は自分の心を深堀するのが好きだ。

この感情の原因は?
この出来事が起こったのは、
どういう私の考えが現実に反映されたのか?


わからないことが紐解かれていくのが好きなんだ。


恋愛小説もファンタジー小説も
ハッピーエンドになるんでしょって思ってるから、
私は物語に入っていけないのかも。

ミステリー小説は、謎が解かれて
犯人がハッキリするっていうのはわかっているけど、謎解きと犯人を知りたいから読み進めるんだ。

たぶんそう。
いや、きっとそう。


そうか。
私が好きなのは『謎解き』か。

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