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4歳の時からの幼馴染の話。

私には、幼稚園から今までずっと仲のいい大好きな友達がいる。幼稚園と小学校が一緒で、そのあとの進路は分かれた。私は中高一貫に通い、彼女は地元の中学を出て、私立高校に入った。しかし進路は違えど、住んでいるマンションが同じなので、よく一緒に出かけたり家の前で長々とおしゃべりをしていた。大学になってからは、私が小さいころに住んでいたところから1時間くらいかかるおばあちゃんちに引っ越した。でも、よく電話をしたり、一緒に出掛けたりする。
私は最近、すごくありがたいなあ、と思う。こんなに仲のいい友達がいること。

なので、今日はその子の好きなところを書きます(笑)公開ラブレターです!

1.自分の素を出せるところ

私は昔はすごくわがままで素直だったと思う。(今もだけど、うまく隠す方法を学んだ)。あの子と遊ばないで私と遊んでよ!と彼女に言ったり。いきなり気に入らないことがあって泣き出したり。そんなわがままな私とも一緒にいてくれた、という信頼が自分の素を出せる、につながっていると思う。さすがに今は、人との距離感の取り方がわかるようになったから、彼女に対してなんで私と遊んでくれないの!とは言わなくなった(笑)
逆に大きくなって、人に気を使うことを覚えて、わがままを言うことが苦手になったと思う。「ほどよくわがままを言って、我慢しない」ということが彼女といると、それがとても自然にできる。彼女のおおらかな性格のおかげももちろんあるけれど。

2.趣味が被ってはないけど、似ているところ

私たちの共通点はオタクで陰キャなところだ。日課はアニメを見て、ゲームをして、漫画を読むこと。そして、最大のポイントは私たち二人とも腐女子であることだ!それがわかったのは、大学に入ってからだけど。世間的に腐女子ですってなんとなく言いづらい雰囲気がある。私が自分が腐女子だということをちらつかせると、その子も「実は私もなんだよね…」って言ったとき、私たちは秘密を共有した同志になった(笑)でも、好きなジャンルが被ることはあまりない。その子はいわゆる雑食タイプで、有名どころは一応全部知っているタイプ。私は逆で好みが偏っていて、有名どころでも知らなかいことが多いタイプ。
私たちは最近ハマっているジャンルについて紹介したり、カラオケで好きなアニメの曲を歌ったりしてお互いの趣味を尊重している。

3.距離が近すぎないけれど、気軽に遊びに誘えるところ

私は彼女がinstagramや twitter(今はXになった)のアカウントを持っていることは知っているけれど、お互いにフォローしよーとなったことはない。私たちは両方とも内向的なタイプで、友達と毎日出かけるというタイプではない。その子は他人に必要以上に踏み込まれたくないとわかっているので私は基本、ダメそうなら踏み込まないようにしている。その子は基本家にいるので、「zoomしよー」とか「カラオケ行きたいんだけど、行かへん?」とかラインをすると、だいたい「いいよー」と返ってきて、すぐ遊びに行く日が決まる。

4.ちょっとだらしないけど、そこが好き(笑)

その子はいつも何かあるとママにすべて聞く、マザコンだ。さらに、中学の時、勉強が嫌いで塾を脱走したことがバレて、おばあちゃんが塾についていっていたり(笑)一緒に出かけたときに忘れ物をしそうになったり、違う方面の電車に乗って1時間遅れてきたり、割とイラっとすること言ったり。でも、そういうちょっとだらしないところが好きなのだ。私も肩の力を抜いて生きようと思える。そして、私はお姉ちゃん気質が強いので、世話する方が気が楽なのだ。逆にお姉ちゃん気質が強い子といると、まかせっきりになるか、なんとなく居心地の悪さを感じるかのどちらかだ。

5.最近話題の自己肯定感が爆高い。

嫌なことには、はっきり「NO」というタイプではないけれど、必ず回避する。少し何かできただけでも「私、ちょー偉くない?」と言ったり、おしゃべりのし過ぎで傘で座席をたたいて注意されたときは「あんな注意の仕方してくる人の言うこと聞かなくてよくない?」とのたまう。私のとは違うけれど、彼女には自分の軸があるんだと思う。人の言うことを聞きすぎない、みたいな軸。彼女は自分を現実的に難しいレベルだ、ということはあっても、必要以上に卑下することはない。
「私は自分にちょー甘いから」これは彼女のセリフだ。そういうところが私にはない部分で尊敬する。

6.深い話や将来について話さないところ。

これは嫌いなところでもある…(笑)彼女は向上心がたくさんあるというタイプではないし、楽して生きていくことが一番!みたいなタイプだ。私がすきな哲学的な話や深く重い話はできない。これは彼女のいいところでもある。私は他に重い話ばかりしている友達もいるし、重い話が嫌になった時に気楽に一緒にいることが出来る子だ。私たちは大体関西人ノリで面白いこと言って、ガハハ!と笑う、そんなコミュニケーションを取っている。

7.面白いところ、笑いのツボが一緒

小さいころから一緒にいるからか、笑いのツボが似ている。同じタイミングで一緒に笑いあえるというのは本当に幸せなことだと思う。私たち二人とも、話しながら、いつ笑いを取れるか今にも走り出そうと靴裏をこすっている人みたいに、今か今かと時を見定めている。そして、ここだ!というタイミングで面白いことを言って、一緒におなかの底から大声で笑う。彼女は表情や動きがすごくわかりやすくて、ツッコミどころがたくさんあるので、大体私はツッコミ役だ。なので自動的に彼女はボケを担当することが多い(笑)

8.たくさん食べるところ

私は彼女のご飯をたくさん食べることがすごく好きだ。彼女の食べっぷりはすごい。特に高校生の時に、学校帰りに一緒にサイゼに行ったところ彼女はピザとドリアを食べた後に、コンビニに寄って焼き鳥を買っていた。そして、家に帰ってからも晩御飯をしっかり食べたそうだ。彼女の食べっぷりを見ていると、気持ちいい。楽しそうにおいしそうにたくさん食べる。私も食べることが好きだから、彼女とご飯を食べに行きたくなる。彼女のパンパンになったおなかをポン!と叩いて「やだーセクハラだ―」といわれるのがいつも楽しい。



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