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サービスジャーニーマップでアイデア発想の種をつくる/UXデザイン連続セミナーDay3

前回まで
Day1;設問設計〜デプスインタビュー〜ファクトイド抽出
Day2:KA法で価値抽出〜価値マップ〜ペルソナ作成


そして今回、Day3
・サービスコンセプトステートメントの策定
・サービスジャーニーマップの作成
・アイデアシートの落とし込み

を行いました。

CJMは数回作成した事がありますが

● CJMを何に使うのかによって視点が違う
視点>Inside-Out(ビジネス視点)/ Outside-In(顧客視点)と
視野>As-Is(現状) / To-Be(理想)の
組み合わせ方大切

●主要モーメントの洗い出しで、どの時間を抽出するか大事

●フロントエンドだけではなくバックエンドまで描く
「サービスブループリント」がある。

の3つは、今回初めて知り勉強になりました。特に視点と視野の組み合わせ方と、モーメントの選定は大切だな。と感じました。サービスコンセプトとズレていたら大変だから。


3回目ともなると、チームの皆さんとのコミュニケーションもかなりとれてきて、わいわいやりながらサービスジャーニーマップの作成が進み「とても楽しいな」と感じました。会話がリズミカルになってきた。
そして今回は、今までやってきたこと(ペルソナ←価値抽出←インタビュー)を、振り返りながら進めて行く事が多くなり、今までの積み重ねの大切さを感じました。

↑わいわいやりながらすすむ。

今回一番感じたのは「チームでやっていく醍醐味・楽しさ」でした。
インタビュー〜ペルソナ作成まで行って、チームの皆さんと共通認識がとれていて「サービスコンセプトステートメントの策定」「サービスジャーニーマップの作成」がスムーズで感動しました。
テーマからズレた事を話し合わなくちゃいけなくなる!とか「そもそも論」の言い合いになってしまう。各個人が感覚で話をする。というのがなく、今やるべきことに全員で注力できて、より細かな部分まで話がいくのが印象的でした。
考えるの凄く疲れるけれど
「色々な方向を向いてしまっている船が沢山いてどうしよう?」や「どっかの船に方角を合わせないと!」と考えなくちゃいけない疲れというより
「同じ船に乗っている全員で前に進めて行こう。オールをできるだけ漕いでいこう」な疲れなので爽やかな汗をかくイメージです。

チーム内で、それぞれの役割が自然にできていくのも面白かったです。「正確にきちんとしてくれる」「まとめてくれる」「広げてくれる」「進めてくれる」「共感してくれる、疑問を投げかけてくれる」「分け分からない無い事を突然言い出す(私w)」とかとか。
色々な人と一緒何かを作っていくのは本当に楽しいです。一人では想像できない事が起こったり、一人では創れないものを創れたりするからです。出来上がる物も、人の組み合わさり方によって、形はアメーバみたいにぐにぐに変化して、無限にバリエーションがある印象。

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今回の連続セミナーでは
「より快適で理想的な「はたらく」をデザインする」
というテーマでワークショップをしています。

サービスジャーニーマップの、「ペイン・フェイル」抽出時に出た、お仕事仲間とのメンバーとのコミュニケーションの取り方問題。この部分は、実際のお仕事にも出てくる「あるある」で、チームの皆さんと「わかるわ〜」と言い合いながら、結構盛り上がりました。

↑個人的にも頷きが深い「ペイン・フェイル」と感情の乱れ

ワークショップ後に同じチームの方とご飯を食べに行って、その時「実際のお仕事だと、あんなに丁寧に時間をかけてアイデアまで持っていく事ないよねぇ」「あーー確かに」という話をしました。
しかしDay3までを経験して感じたのは、出たアイデアを、スムーズにスピード感持って形にしていくためには、それまでに至る部分(インタビューや価値抽出)をメンバー全員としっかりとやっておくことは大切かなぁ。ということでした。手戻り少なそう。あと今回のサービスジャーニーマップで出た「ペイン・フェイル」の内容もいくつかは解消されそうかな?

そして、今回のセミナーの中で「はたらく」ことをじっくり考えながら、実際のお仕事の中でもぼんやり、じわじわと自身の「はたらく」事に対して考えを深めていく。そんな感じです。

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今回も何枚か写真撮ったけれど、どれもブレブレでした。。
ワークショップ終了後に、食べに行ったカレーが、何故か一番ピンが合って綺麗にとれていたので載せてみました。脳みそがくたくたに疲れた後のカレーは、とても美味しかった。

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