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【R18/既刊紹介】創作BL小説『狐を喰らわば来世まで』

こんにちは、天宮です。
来る5/19、文学フリマ東京38(東京流通センター)というイベントに、サークル「michiru」で出店します。
第二展示場1階Eホール【く-52】にてお待ちしておりますので、お時間のある方は、ぜひ遊びにきてくださるとうれしいです!

イベントにはBLジャンルで出店します。創作BL小説です。
新刊と、以前発行した既刊も持ち込みます。全て成人向作品となります。
当日は購入の際、年齢確認を実施いたしますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

また、下記リンク先、あらすじ等に成人向要素が含まれますので、高校生含む18歳未満の、当記事の閲覧はご遠慮いただきますようお願いいたします。

大人の皆さま向けに、当サークルにどんな本があるのか知ってもらいたいので、自作品の紹介記事を書いてみました。
今回は、昨年電子先行で配信し、今年3月のJ庭(春庭)で紙の同人誌として発行した既刊の紹介です。


『狐を喰らわば来世まで』

陰キャ大学生童貞攻め×マイペース美形妖狐メスお兄さん受け

【表紙イラスト・デザイン】ねね様 【ロゴデザイン】加瀬様 【同人誌版 組版デザイン】スズ様

成人向 / A6(文庫・カバー付)/ 102p / 800円(会場価格)
電子版 142p / 550円
※組版デザインの関係で、紙と電子はページ数が異なりますが、内容は同じです。

<電子版>
(DLsiteでは定期的にセールや割引クーポンがありますので、そちらを利用するとかなりお得になります!)

<紙の同人誌版>
(5/19の文フリに持ち込むので、今は在庫がありません。イベントで余ったら再度委託します)


【あらすじ】
ごくごく平凡な陰キャゲーマー童貞大学生・御堂千里(みどうせんり)は、春休みに実家の蔵を掃除する羽目になり、そこで突如現れた超美形の妖狐・八狐(やこ)に目をつけられてしまう。
霊力を補給したいという八狐に襲われる千里。流れで気持ちよくなってしまい、あれよあれよと童貞を卒業してしまい…。
成り行きで妖狐に魅入られた青年と、何百年もマイペースに生き続ける妖狐の間に芽生える関係性とは…?

受優位・攻喘ぎ・♡喘ぎ・濁点喘ぎ有
趣味ゲーム・出不精の、どこにでもいる普通の大学生の男の子が、実家の蔵を掃除してたら突如現れた美形の妖狐に魅入られて、日常を滅茶苦茶にされてしまうお話です。
要素としては、人間×人外平凡×美形年下×年上とか。
重たいストーリーは皆無なので、頭空っぽにして軽い気持ちで読めます。
年下攻めが年上受けに振り回されて、照れたり悶えたりするのがお好きな方に贈る、現代異類ラブ(?)コメ奇譚です。

人生で初めて書いた創作BL作品です。
ちなみに、一番最初は短編小説としてWebにアップしました。

これまで二次創作ばかりしてきたのですが、人生で一度くらいオリジナルにチャレンジしてみたいなと思ったのが書いたきっかけでした。
ただBLに限った話ではなく、オリジナル作品自体をほぼ書いたことがないので、右も左も分からず…。まず一から設定を考えるのが本当に大変で、初めは、自分自身がどんなストーリー、キャラクターが好きなのかなと考えるところから始めました。
(BLジャンルは特に、キャラクターの属性が重要視されると思うので)

そこで、セクシーな美人お兄さんに振り回される、年下の垢抜けない童貞の男の子が好き(年下が攻め)だなあ…と気付いたので、こんな感じのお話を考えました。

成人向なのは、自分は全年齢よりも成人向シーンの方が書き慣れているのと、短編であればそのシーンのみを書けばいいのと、成人向シーンを目的として検索して読む読者さんが一定層いるだろうと見込んだためです。(オリジナル作品は、二次創作と比べて見つけられ難い、読まれ難いと思っていたので)

結果、自分で想像していたよりもかなり多くの方々に読んでもらえて、投稿後はとても嬉しかったです。
せっかく考えた設定とキャラクターなので、これだけでおしまいにしてしまうのは勿体ないなと思い、とりあえず一段落つく所まで物語を考え、それをまとめて本にしようと思いました。
紆余曲折ありまして、発行までにだいぶ長い時間がかかってしまったのですが、そうして生まれたのがこの本です。

どんなお話かといいますと、いわゆる体から始まる関係で、関係が続いていくうちに互いの気持ちにも変化が…みたいな感じです。
ラブ(?)コメとなっているのは、作中には告白したり晴れてお付き合いするといった、恋愛イベントやゴールが存在しないからです。そもそも人間と妖で種族が違うので、そういう枠には収まりきらないなと思いました。でも元々、そういった曖昧な名前のつけられないグラデーションのような関係性が好きなので、性癖かもしれません。

攻めでも受けでもいいのですが、片方が片方のことを目に見えて好きすぎる関係性も好物なので、このお話のカップリングもそうなっています。
受けの八狐さんは、攻めの千里くんのことが可愛くて可愛くて、常にちょっかいを出したくてしょうがないのですが、それは妖目線で見る人間って可愛いよね~みたいな、異種族ムーブも含まれています。ただでさえ恋愛経験が皆無で、他者から可愛がられることにプライドが刺激される千里くんにはたまったものではないですが、そういう反応も含めて可愛らしく見えてしまう。
あとは美しくて大人びたビジュアルを持ったキャラの中身が無邪気でマイペースだとギャップ萌えを感じるので、八狐さんはそのようなキャラになっています。振り回される攻め可愛い~の気持ちがあるため、千里くんは常に振り回されまくってます。いつか、逆に八狐さんを振り回せる日が来るといいですね。(そうは言うものの、オリジナルだとわたしが書かないと、世界のどこにもその時空が存在しないのが面白いですね)

うまく説明できたか分かりませんが、こんな感じのお話です。
もしお口に合いそうな方がいらっしゃいましたら、最初に投稿した短編からでも読んでもらえたらうれしいです。

繰り返しにはなりますが、こちら5/19の文学フリマ東京38にも持ち込みますので、会場でもお手に取っていただけたら幸いです!
(電子版も絶賛配信中ですのでよろしくお願いします~)


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