天宮の婚活失敗談Ⅱ~お相手に『理想の親』を貼り付けた結果~
こんばんは。天宮です。
私は婚活アプリを通して、約130人の方とメッセージのやりとりをし、
約30名の方と実際にお会いしました。
そんななかで実際にあった失敗談、パートⅡをお送りします。
■男も女も、最初は背伸びをして頑張る
婚活を始めた頃。
私はわりと惚れっぽく。
出会う男性がみんな素敵に見えていました。
いえ、もちろん、
実際に素敵な方が多かったのです。
待ち合わせの時間や場所も
私の意向をふまえて決めてくれましたし
デートプランも立ててくれました。
しかし。
ここに、婚活で陥りがちな
大きな穴がありました笑
出会った当初って、
男性はすごく頑張ってるんですよね。
たぶん、普段の何倍も
頑張ってくれているのです。
でも
おつきあいが進むにしたがって
やっぱり素が出てきますよね。
もちろん、
自分だってそうだと思います。
最初は背伸びをして、
相手に良く思ってもらおうと頑張りますけど
少しずつ、ほころびが出てきます。
あたりまえといえば、
あたりまえのことです。
しかし、天宮は
普段以上に頑張っている男性を見て
それがそのひとの本当の姿だと
思い込んでしまう癖があったのです。
■お付き合いが始まると、男性は通常モードに戻る
しかし、お付き合いがはじまって
1カ月~3カ月くらい経つと
少しずつですが
男性の
「頑張りモード」は
「通常モード」に
切り替わっていきます。
天宮もいまでは
それがわかっていますし
お互いに通常モードになってからが
本当のお付き合いだと思うのですが。
当時の天宮は、
通常モードに切り替わった男性に対して
めちゃくちゃびっくりして
めちゃくちゃ引いてしまっていたのです。
☆
ひとつ
面白いエピソードがあります。
「このひとは完璧だ!」
と思った男性がうちに遊びに来て
帰ったあとのことです。
彼はうちに忘れ物をしたらしく
私に電話をかけてきて
ちょっとお怒りモードで
こう言いました。
「●●を忘れちゃったんだけど、
すごく困ってるんだよね。
天宮ちゃん。
何で気づいてくれなかったの?」
……
……
えええええええええ???
私????
私が悪いの?
自分で忘れ物したのに
なんで私が悪くなるの?
私はもう、パニックです。
なにせ完璧だと思っていた男性が
自分の忘れ物を
私のせいにしているのですから。
当時の私は意味がわからず
相手が完璧ではなかったことに
めちゃめちゃ凹みました。
でも実は。
彼がこうなったことも
私がパニックになったことも
心理学を用いれば
説明がつくのです。
■いまでも「理想の親」を求めている私たち
子どもの頃、
学校に忘れ物をしていって、困って
帰ってから
親に八つ当たりしたことないですか?
「なんで持って行けって
言ってくれなかったの!?」とか。
「かばんに入れといてって
言ったよね!!!」とか。
これって、もう完璧に
親に対する甘えなんですよね。
そう。
彼が電話で
私を責めたのは、
私を「理想のお母さん」に見立てたうえでの
甘えだったのです。
私が、そんな彼に
必要以上にショックを受けたのも
同じ理由です。
私も彼に「理想のお父さん」を貼り付けて
勝手に完璧な存在に仕立て上げていたので
完璧じゃなかったことに
必要以上にビックリしてしまったんですよね。
☆
ひとはこうやって
知らず知らずのうちに
パートナーに対して
「理想のお父さん、お母さん」
を貼り付ける。
といことをします。
そして勝手に失望したり
甘えたりしてしまうのです。
でも、パートナーは
無償の愛を捧げてくれる
親ではないんですよね。
☆
私はこの失敗から
そのことを学び
必要以上に
相手を完璧視したり
甘えすぎることが
なくなりました。
「パートナーは、親ではない」。
それを踏まえておくことは
健全なパートナーシップを築くうえで
とても大切なことだと思っています。
今日も最後まで読んでくださり
どうもありがとうございました。
私の失敗が、少しでもみなさまの
お役に立てばうれしいです。
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