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許す許さないの話。

きっと、こんな事にならなかったらこの本に出会う事も無かったような。ありがとう

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許すか、許さないか。

自分にとって、相手にとって、どちらも正解ではない気がしている。
許さないなんて気張っていたら子供みたい。
簡単に許してしまうのは相手の為では無い。

だいぶ葛藤していた。これが無駄な時間だと言う人もいるけれど、私は自分と向き合う時間としてはちっとも無駄なんかじゃないと思う。傷付いて泣いたりもした。信じて丁寧に重ねてきた言葉が薄っぺらい嘘に見える事が悲しかった。本当は嘘だと思いたくなかった。自分までも惨めに見えた。
けれど、それより私が気にしていたのは、自分のことで、自分のした返事が優しくなくて嫌だった、優しくなくていいんだろうけど。意地悪にはなりたくなかった、傷付ける様な仕返しの言葉は選ばなかった。それは自分の為に。尊敬する人のように、相手より大人になって考えた。相手の気持ちも。


2.3年前、バイト先のおじさんに(私)は優しすぎるんだよと言われた。優しすぎるのに何がいけないの?優しすぎるのが良くないんだとショックを受けた。でも、今はあの言葉の意味が分かる。優しくして私が傷付いてしまうのにもっと早く気付けばよかったんだ。大人って凄いや。

私にはお手本にしている大人が一人いる。
たしかその人も許すか許さないかみたいな同じ境遇に立っていた時、許す方を選んだそう。だから私も許したかった。というより、許せる心が欲しかった。

自分はどうあるべきか、凄く考えた。
それでこの本を読んだ。




結局は、許すor許さないの2択の問題ではない事に気が付いたけど、何年後にはあんなこともあったな〜なんて笑えれば私の勝ち。所詮、異性は他人に始まり他人に終わると本で読みました。損得の駆け引きが無い関係性がいいよね、難しい。私は色んな人と関わって知って友達になりたい。

これは私が大人になる為のファクター。いつかにある人が私にかけてくれた忘れられない言葉。自分のした選択を正しいと思えるように。間違っていないと、自信を持って強くなるよ。

もうすぐ21歳が終わる。



2021/05/22







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