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【29日目】あるバスでの出来事

みなさんごきげんよう。アッペです!


この話は前の話になってしまいますが、私が実際に乗って気になったので共有したいと思います。


私がバスに乗って後ろの方で座っていた時におばあちゃんが乗ってきて、優先席に座っていました。


少し時間が経った後にそのおばあちゃんが「苦しい…苦しい…」と少し前屈みになったんですね。


そして運転手の方が「お客様どうされましたか?」とお聞きしたところ


その方はペースメーカーの方だったのです。

ペースメーカーというのは、脈の動きが遅い病気を持っている方が電線の先を心臓に取り付けて発振器と電線を接続すると、発振器から一定のリズムで心臓に電気刺激が伝わり心臓が拍動する仕組みになっているというものです。


それは電子機器との接触があると心臓への負担がかかり、大変危険な状態を引き起こします。



なので運転手さんは「優先席付近でスマホを操作されている方は使用をやめてください!」と呼びかけ、私もその呼びかけでペースメーカーさんの方だと気付き即座にやめました。乗客のみなさんもすぐに対応したからか、


運転手:「お客さん、如何ですか。」
おばあちゃん:「少しは楽になりました。ありがとうございます。」

運転手:「また何かございましたら仰ってくださいね。」


という会話が聞こえ一安心しました。


しかし、また「苦しい・・・」と言っていたので、運転手さんも「すぐに使用をやめてください!電源をお切りください!」と緊迫した様子でアナウンスをしていました。

その呼びかけに直ぐに対応したお客様もいらっしゃいました。


私はそのおばあちゃんが降りるまでは使わないようにしており、一番後ろの方で座っていたのですが



少し時間が経つと後ろの席はそんなに支障はないだろうと思っていたのか、こそこそとスマホを触っている方がいて胸が痛みました。


結局終点まで乗っていらっしゃり

おばあちゃん:「お兄さん(運転手)、声かけありがとうね。」
運転手:「ゆっくりで良いですからね…!」

という会話が聞こえ終わりました。



バスに限らず、電車でも優先席付近では携帯電話をマナーモードにしましょうと表示されています。

私もペースメーカーを付けていらっしゃる方を目の当たりにしたのはその時が初めてだったので、勉強になりました。


自分の足で移動することが難しい方や通院される方など色んなお客様が公共交通機関を利用されています。

どんな方が乗っているのかわからないからこそ、少なくとも優先席付近では携帯電話をマナーモードにし、人に優しく利用出来る方が増えると良いなぁと思いました。



それではまた次の投稿でお会いしましょーう!ばいばーい👋




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