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『「好き」の設計図』読んだので要約もどき

『「好き」の設計図』読んだので要約もどきやっていきます。
要約と呼ぶにはあまりにも雑。

「自分や商品、サービスをいかにして好きになってもらうのか」というのをブランディング目線で書かれた本です。

まずはPRはとても大事という話。
優れた点があるのにそれを大々的に宣伝しないのは怠慢ですらあるのです。
「良いものは必ず評価されるはず、だから必死な宣伝なんて必要なし」なんてことは有りません。
またその宣伝自体も「いい性能、スペック」よりも「いいイメージ」を伝えることに特化すべきです。
「性能、スペック」など魅力を伝えるのがマーケティングならどう感じるのかなどの「いいイメージ」を伝えるのがブランディングです。
ブランディングはいい性能を認知されることではなくていいイメージをもってもらうことなのです。

ブランディングは長期的な視野を持つべきです。
短期的なリターンを求めるとその投資自体は上手くいったとしてもブランディングには繋がりにくいです。
長い目で、広い範囲でのブランドイメージの戦略が重要です。

ブランディングには2つの種類があります。
お客さんに向けたアウターブランディングと社員などの身内に向けたインナーブランディングです。
この2つが乖離しているとSNSなどでボロが出やすいです。
アウターブランディングは上に書いたように宣伝などを通してお客さんにアピールするブランディングです。
インナーブランディングは社員への福利厚生や待遇、教育や環境などのブランディングです。
「品質に自信があります!」なんて宣伝していても製造現場がボロボロだと説得力がありませんよね。
また社員への待遇の良さはそのまま良いブランドイメージになることもあります。
グーグルの食堂の話とか有名ですよね。
インナーブランディングはそのままアウターブランディングにもなるし士気も上がるしいい人材も集まるのでとても大事。

有効なブランディング方法を探すテクニック
イケてる奴らの真似をしましょう。
真似して効果があるものは採用、そうでないものは不採用といった感じです。
ABテストみたいなものですね。
一旦プライドを捨ててしまおうみたいな教訓でもあります。

テクニックをいくつか紹介します。
・一つでも秀でた部分をアピールする。
バスケが上手ければスポーツ万能で要領いい人間だと勝手にイメージされるように「何かしらのアピールポイントを持つ」という方法です。
錯覚資産の考え方に近いですね。
・コンセプトの明確化、具現化
・ブランドイメージはまず身内から浸透させる。

こんな感じでしょうか。
本当はもっと色々書いてるんですけどザックリと端折りました。
割と文字数の少ない本だったので気軽に読めると思います。

「好き」の設計図 関野 吉記 https://www.amazon.co.jp/dp/B081YKCX9S/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_vNWKEb3TFK3D1 

感想
よくあるビジネス書という感じでした。
ビジネス書読むのが好きな人はなんとなく既視感のある内容だと思います。
あとこの本4章に別れてるんですけど3章目がまるまる全部武勇伝というか自慢語りだったのが衝撃でした。
それとやたらモテ論を例に出します。
サクッと読めて面白かったと思います。
2020/04/12現在Kindle Unlimitedで読めるのでよかったら是非。

あっ、あと、本の表紙がすごい魅力的。
実は書店で見かけてかなり気になってました。

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