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不妊治療に踏み出す!
はじめまして甘辛いタレです!
短くまとめた私の平凡な人生をチラ見して行ってください。
私の母がそうだったように、私も生理不順でした。
そして、母も母(祖母)がそうだったように不順だと言っていました。
呑気な私はコレは家系なんだな、私も大人になって子供を産めば体質が変わるかと思っただけで何も考えずポケ〜っと過ごした小・中・高校時代。
確か20歳のお盆の時期に生理が半年来てなくて、近くの病院がお盆休みだからって理由でお茶の水の医科歯科大までチャリ漕いで行って診てもらったら、多嚢胞なんちゃらって症状だってことが分かったんです。
まだ20歳の乙女の触診中に(勿論私に断ってから)研修医がワラワラと4人か5人集まってきたのを一番印象深く覚えています。
「将来を考えたら今からでも始めないと」と切迫気味に言われても、それが不妊治療なのか子作りなのか結婚なのかが、私にはピンと来てなくて結婚って大人になってからだよなぁ。私にはまだまだ早いよね!!
と、ここでも深く自分の体質の事を考えていませんでした。
因みに、その時の治療では低容量のピルを飲んで強制的に生理を起こすってのをやりました。
そこから7年ほど経過した時期に、こんなぼんやりした私と結婚してくれる男性が現れて、トントン拍子に結婚と転勤で東京を離れて広島生活になりました。
そして、結婚4年目。
大阪転勤3年目です。
人生ハッピー☆パッパラパーなだけでは流石に子供は授かれないと漸く理解しました。
2022年3月の31歳の誕生日の直後に不思議な体験をしたんですよね。
ソファで昼寝をしていたら、若いとも年老いているとも言い難い女性の声。
それは声なのか脳に直接語りかけて来ているのか……曖昧な現象です。
“1人目と2人目は出来にくいから不妊治療しなさい。3人目は自然にできるよ”と言われたんです!!!
ほんとだもん!
だから、3月からお盆までは楽しく何も心配しないで過ごそう。
そして、真夏のピークが去るお盆明から治療を始めようと決心していました。
そして先日、ネットで調べたクリニックの初診に行きました。
平日の昼間でしたが、沢山の患者さんが居ました。
こんなに沢山の方が悩んでご主人と話し合って泣いて、覚悟をしてしてきてるんだなと思うと安心したような、高所で足がすくむような錯覚になりました。
霧深い山に挑む登山家になった気分です。
光が見えず、方向も分からず、ぬかるみを踏み締めて進むこの一歩は上に向かっているのか下に降っているのかも分からないそんな山に、それでも挑む価値を私たち夫婦は感じてしまったのです。
本格的な治療がもう直ぐに始まります。
体力も精神力も消耗しきった先にあるのは何なのかを、2人で調べに行ってきます!
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