母へのささやかな反抗
先日、人生初のショートカットに挑戦しました!
ずっと憧れていたけれど、これまでは「結べた方が楽だから…」などというそれっぽい理由を並べ、無難な長さに留まっていました。
しかし最近、反抗期を迎えたことが大きいのか、さまざまな蓋が開き出した感覚があります。
髪型もそのひとつで、美容院に行く道中で「よし!ショートにしよう!!」と決めました。
初めて見る自分の姿に落ち着かなさもありつつ、それ以上に憧れを実現できた喜びを感じていました。
帰宅し、母に「じゃーん!見て!短い!」と見せると、とても驚いていました。
リアクションの言葉選びが若干引っかかりはしたものの、今の私は無敵モード。母のリアクションがどうであろうと気にしません。
その流れで、「前髪が短かったら(目の上までの長さだったら)子どもっぽく見えちゃいそうだけど、それくらいなら大丈夫そうだね」と言われました。
その直後、私は
「そう言われると思ったから前髪は残しました〜〜!!」
と口走っていました。「あっかんべ〜!」のようなトーンで…笑
自分でもびっくりのリアクションでしたが、とても清々しかったんです。
これまで母に「髪が短いと子どもっぽく見える」「黒髪で前髪が短いと子どもっぽく見える」などと言われてきて、無意識に選択の幅を狭めていたことに気づきました。
母が納得してくれる髪型にしよう、という思考が働いていたのだと思います。
でも、その日の私は違いました。
私がこうしたいと思って決めたのだから、母のリアクションがどうであろうと関係ない。
私はこれがいいと思っているから、母がなんて言おうと気にならない。
私が納得していれば、それでいい。
母が納得するかどうかは、どうでもいい。
そう思えるようになっていました。
「そう言われると思ったから前髪は残しました〜〜!!」
反射的に出たこの言葉は、私から母への、とてもとてもささやかな反抗だったのだと思います。
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