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水の都ヴェネチアの美しさ

ローマからヴェネツィア・メストレ駅への移動

ローマからヴェネチアへは高速鉄道で移動しました。

旅の全貌はこちらです。

ヨーロッパではOmioというWEBサービスがかなり便利で、色々な地域の鉄道やバスをオンラインで予約することができます。

https://www.omio.jp/

イタリアの高速鉄道は、イタリアの2つの鉄道会社は、旧国鉄であるTrenitaliaという会社と、私鉄であるitaloという会社が運営する2つの路線があります。僕はこのときはItaloを利用したのですが、30分で2回程度途中で電車が止まったりしました。
とはいえ、座席やフリーwifiともに快適に過ごすことができました。
その後にヴェネツィアからボローニャへの移動はTrenitaliaの路線でしたが、それよりも快適でした。

ローマからヴェネチアまでの所要時間はだいたい4時間程度です。

ヴェネツィア・メストレ駅

ヴェネツィアを観光する時に宿泊する場所はとして3つのエリアが人気のようでした。

僕はなるべく費用を安く抑えたかったので、メストレエリアにAirbnbで宿をとりました。
しかし、実際に行ってみると、このメストレエリアはあまり治安が良い雰囲気ではありませんでした。
黒人やアジア系の人が多く、閑散とした住宅地という感じです。

夜にご飯や買い物に外出した時に裏道に迷い込んでしまったのですが、物騒な雰囲気で「この場所はヤバい」と本能的に感じたものがありました。
もしもお金に余裕がある方はメストレエリアは避けたほうが良いかもしれないです。

駅の近くもあまりお店などはなかったのですが、1軒だけ良さそうなお店があったので、そこで食べることができました。

イタリアに来て昼・夜ともにピザになってしまった

ゴンドラに乗りたいと思うが、乗れず

翌日にいよいよヴェネツィアへ移動します。
観光を調べたところ、やはり水の都ということで、大きな目玉はゴンドラのようです。

ゴンドラにもいくつか種類があるようですが、一番は人力のゴンドラ。
しかし、現地でこのゴンドラに乗ろうとすると、1台単位でしか搭乗できず、しかも80€と高価なので、付近にいる人とあいのりを交渉する必要があります。

そういった交渉が面倒な人のためにTiquetsやGetYourGuideといったサービスがあるので、僕もTiquetsを使って予約しました。

https://www.tiqets.com/ja/

https://www.getyourguide.jp/

しかし、ここで失敗をひとつしてしまいます。
僕の到着時間が10:50だったので、少し余裕を持って11:15からのゴンドラを予約していたのですが、なんと発着所が島の反対側で移動で歩いても30分程度かかるとのこと。
しかも公式の到着推奨時刻はは10分前。

ヴェネツィアは水路が多く道も細い島なので、バス等はありません。
歩いて行くしか無いのですが、迷ってしまったり、人混みが多かったりと思うように進めなかったりしました。

結果、大急ぎで集合場所まで移動しましたが、時刻は11:20になってしまっており、係の人から「もう出発したよ」と言われてしまいました。
せっかくのゴンドラを乗り過ごす羽目に。
時間には余裕を持つことと、集合場所までのアクセスをきちんと確認することの重要さを教訓として学びました。

あいにくの雨のヴェネツィア

加えて、その日は雨が降っていたため、完全に気分がブルーです。

きれいなはずの水の都ですがすごくどんより

本来の街の美しさが強風と霞と雨と寒さで全く感じられず、「これなら滞在する意味もないのでは。もはや帰ろうかな」とそんなことまで考え始めてました。

通論が浸水して移動するのも大変。靴のなかがびちゃびちゃです。

カフェとパスタの紹介

そうはいったものの、せっかく来たので室内で楽しめるところや、美味しいものを食べるように方針を変更して、まずは今後の予定を整えるべく腹ごしらえすることにします。

ネットを検索して見つけたお店に入ったところ、ボンゴレパスタがめちゃくちゃ美味してテンションが少し戻ってきます。

こちらのお店、ブログの記事に記載の内容よりもかなり高くなっており、円安とインフレの影響を感じました。

やっぱり美味しいものを食べるって大事。元気が出ました。

水上バス「ヴァポレット」に乗ってみる

しかし、やはりゴンドラを逃した悔しさをどうしても払拭できなかったので、先述のブログで紹介されていた「ヴァポレット」という水上バスに乗ることで気を紛らわすことにしました。

再度ヴェネツィア駅の方まで戻ってチケットを購入し、乗ります。
このヴァポレットもわりと複雑で、街の中を2系統の路線が走っていて、それぞれ計回りと反時計回りで合計4種類あります。

しかも人は大混雑で満員電車並みです。
20分程度並んでようやくヴァポレットに乗れたのですが、本来時計回りで乗るところを反時計回りのルートに乗ってしまっていました。

また、やらかした、と加えてさらにブルーになりかけていた時に、天気が一変します。

本来の晴れたヴェネツィアに出会う

ヴァポレットに乗っていたら、雨が止み空が晴れてきました。

「これは晴れているうちにもう一度街なかへ戻らないともったいない」
そう思った僕は次の停留所で逆方向のヴァポレットに乗り換えます。(チケットは有効時間内であれば何度でも乗り換えOK)

すると、乗り換えたヴァポレットはガラガラだっため、前の方にある8個しかない座席に余裕で座ることができました。
混雑している駅で乗るよりも、一駅戻ってから逆方向に乗れば座れる、という発見をしました。

ヴァポレットの水上から見た晴れのヴェネツィアの街は本当に美しかったです。
まさに「水の都」と言われるように、水路を有効活用した建物やゴンドラ、また街なかに張り巡らされた小さな水路の光景がとても印象に残りました。

水路を活用した建物の構造がきれい
晴れているだけで美しいです

同じ場所でも、天気でここまで表情が変わるんだ、と改めて感じた場所でもあります。

雨のときはやっぱりいまいち
水たまりもできていて美しかったです

こうしてヴェネツィアの街を堪能することができ、
次のバレンシアに移動するために高速鉄道に乗って、ボローニャ空港まで移動しました。

おまけ:ライアンエアーが遅延した話

ボローニャ空港で登場予定のバレンシア発のフライトはヨーロッパの格安航空である「Ryan Air」を利用しました。
しかし、22:40の出発時間だったのが遅延して搭乗予定が0:35まで遅延していました。

2時間の遅延はなかなかの絶望です。

バレンシアでのチェックインの問題もあったためとても困ってしまい、調べたところヨーロッパは2時間以上の遅延は保証金がでるらしいです。
しかし今回はぎりぎり115分の遅延だったので対象にならず。

結果到着したのは夜中の3時ちかく。泣く泣く宿にはいかずに、朝まで空港で過ごしました。

スペインの最初の思い出は飛行機から見た夜景でした


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