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【実例あり】入社後のギャップなし!と言い切れるのはマイベストとの期待値のすり合わせがうまくいったからだと思う

マイベストでエンジニアをしています、井上周と申します。今年で新卒2年目の社員です。
今年のアドベントカレンダーのテーマが「マイベストへの入社理由」なのですが、実は同じような内容で昨年も書いていたので、今年はより具体的に会社を決めた軸や、会社選びで意識してよかったなと思うことを書きたいと思います。

昨年の記事はこちらです。

コンピュータに興味を持った中学時代

僕が今の業界を志望するきっかけになった最初の出来事は、中学時代にありました。

最近はスカーレット・バイオレットが話題となっていますが、僕は小学生のときにポケモンに大ハマりし(当時はエメラルドやダイヤモンドパール)、寝る間を惜しんでホウエン地方やシンオウ地方を冒険するくらいのゲーム好きな子供でした。

その後中学校に進学し、そのお祝いでプレイステーション3を買ってもらったのですが、ある日書店で以下のムック本に出会います。(今でも売ってるのすごい)

この本の中で「プレイステーション3にLinuxをインストールすることでゲームボーイアドバンスのエミュレータを起動できる」という裏技のような方法が紹介されていて、ポケモンファンだった僕は試してみたくなりました。

しかし、僕の家にあったモデルが既に新型だったため、実際にはもうその技が使えなくなってしまっていたのです。

どうしても試さずにはいられなかった僕は、家族共有のコンピュータでこっそり試してみることにした。
しかし、なんとインストール時に設定を間違えてしまったせいで、もともとコンピュータに入っていたデータが全部消えてしまうという事故が起きてしまいます。。
OSの復元費も20万円くらいかかってしまい、家族からもめちゃめちゃ怒られました。特に、会社から帰ってきたら大事なデータが全部なくなっていた父の起こりながらも少し泣きそうな顔を思い出すと今でも本当に心が痛いです。

このあたりの経験からコンピュータに対する興味が出てきた僕は、将来はコンピュータ系のものづくりに関わりたいと思うようになりました。

スマホのようなプロダクトを作りたいと思った高校時代

高校入学のタイミングとスマホの普及が同じタイミングだったため、周りの友達もみんなスマホを持ちはじめていました。

中学生の頃は同じ様にコンピュータが好きなオタクの友達にしか通じなかった「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」「Youtube」といった言葉が、急速に周りの人たちの間で使われていく様子を見て、スマホの広がりによる周りの生活の変化に驚いていました。

こうした変化を目の当たりにしたので、自分もスマホのような、たくさんの人に使ってもらえるIT製品をつくりたい、そんな思いをぼんやりと持ち始めていました。

スタートアップに興味を持った大学時代

大学に入学した後に、たまたま参加したイベントで起業予定の同じ大学の先輩に出会います。
その先輩に誘ってもらい、先輩が立ち上げる予定の会社の食肉の「ホルモン」の通販事業を一緒にやっていくことになりました。
僕を含めて4名で役割分担して一緒にホルモンのチルド食品を開発していきました。

簡易的なセットでサイト用の写真を自分たちで撮影している様子


この事業は残念ながら売上が立たず解散してしまったのですが(今思えばいろいろな力が欠けていたと思います)、仲間と一緒にあらゆることに挑戦しながら商品を作る楽しさや、自分が作ったサイトや商品が実際に人に見てもらえたり食べてもらうことを体験し、こういうことを仕事でやっていきたいと思いました。
このときにサイトのコーディングをして、自分が作ったものが多くの人に見てもらえるものを作りたいと思ったことも、僕がWebエンジニアになろうと思ったきっかけになっています。

ホルモンをアヒージョを組み合わせた「ホルヒージョ」という名前で開発していました

就活をして考えた自分の中で変わらない軸

就活のタイミングでは、一般的な就活の「自己分析」と同じようでこのような自分自身の中で印象的な出来事から、自分の志向性を考えたり、なぜその行動をしたのかを言語化して人に伝えられるようにしていきました。
その中で以下の3つが出てきました。

新しいものを作りたい

これは高校生の頃にスマホに触れて感じたような新しいものに対するワクワクや、大学時代にホルモンを作った経験、そしてスタートアップや研究を通しての新しい装置づくりなど、これまで新しいものをつくることが一貫してしてきました。

これは研究で作っていた「相手の顔を見ずに感情を伝える」装置のプロトタイプです

もちろん新しいことを始めたり、これまでなかったりするものを作るということは予期しないことが起きて想定通りに行かないことなどたくさんありましたが、それでも同じような関心がある人たちと協力して一つのものを作ることは楽しかったです。

このように0→1で新しいことをできる環境だったり、スタートアップでいろんなことを仲間と楽しめる環境が良いなと思っていました。

多くの人に直接使ってもらい、喜んでもらうということ

研究分野もヒューマンインタフェースという分野で、自分の中で仮説を立てて実験装置を作り、実際に人に使ってもらって効果を検証するというようなことをしていました。
ただ実験や学会のデモでは、参加者にしか使ってもらうことができません。
もっとたくさんの人に使ってもらいたいというもどかしさをどこかで感じていました。

学会などで他の人に見てもらうのも楽しかったです。
でも、もっと一般の人の沢山の人に使って見てもらいたいという思いも出てきました。

僕の原体験が、スマホを通じてインターネットのいろいろなサービスが僕自身や周りの人達に広がっていったことなのもあり、Web系の企業、かつtoCの領域で事業を展開している企業で働けたらいいなと思っていました。

技術を使ってサービスを「つくれる」こと

開発の現場で「作る」という言葉には「手を動かしてコーディングする」という意味で使われることもありますが、僕がやりたかったのは、サービスそのものを創っていくことです。

もしも自分の中でこれだ!と思うようなアイデアやどうしても解決したい課題があれば自分で全部作りたい思いはありましたが、残念ながらそういう夢は僕は見つけることができませんでした。
しかし、僕には「技術力」という点での自分の価値の出し方や、事業やサービスに対して貢献できる方法があると考えました。

エンジニアとしての貢献に加えて、事業的な視点やユーザーにとってどういうものがよいかを考えるような段階からサービスを作っていくようなことがやりたいと思うようになりました。

マイベストの「変わらないもの」はなにか

そんな中で出会ったマイベストという会社が今の会社です。
大学院1年の夏に少しだけインターンさせてもらったご縁があったのですが、就活のときは他のいろいろな会社を見てみたいと思い、選考を受けることは最初考えていませんでした。
しかし、就活を進めていくうちに上記の軸が自分の中で固まったとき、改めて考えると条件にあっている会社だなと思ったため、選考を受けることにしました。

当時僕が就活していた頃はまだ4年目のスタートアップということで、変化が多い会社なのは承知していました。そうした中CTOとの面談の際にもらった「かわらないものをすり合わせたほうが良い」というアドバイスがすごく役に立ちました。
「自分がしたいことができるか」という軸ではなくて、「自分がしたくないことをしないか」を見る。つまり、自分が譲れないもの以外をどれだけ許容できそうかをすり合わせていけばいいという考え方です。

ミッション・ビジョン

そのように考えると、マイベストで一番変わらないものはミッションである「インターネットを使った”最高の選択体験”を実現する」こと。
そしてその先にあるビジョン「ユーザーの生活を豊かにする」です。

抽象度が高いこれらの言葉を、面接や面談を通してどういう意味なのか、どのようにそれを目指すのか、中期的な戦略をヒアリングしていきました。

その中で自分がやりたいことから大きくずれた大きなミスマッチが起きる変化の可能性が低いことを確認しました。
例えば、極端な例だと、いきなりゲーム事業にシフトしたり、他の企業からの受託案件を行うビジネスモデルに切り替える、ようなことが起きないことを確認しました。

技術を手段という考え方

また、会社でのエンジニアの役割や業務内容も社長や現場のエンジニアの方たちに直接ヒアリングしました。

その結果、エンジニアはあくまでもエンジニアである(8割の時間は開発業務に使っている)という話を聞いたり、社長自身からも「マイベストには優秀なエンジニアが多い」という言葉を聞けたりしました。
そうして僕が目指すエンジニア像に対して、会社として求める業務内容や会社で評価されるエンジニア像のギャップのなさを確認しました。

実際にエンジニアの方々はユーザーや事業的な視点も持って開発を行える優秀な人が多いと感じたことも事実です。
部署がまだ一つだったこともあり、実際に面接で会った人たちと一緒の現場で働くことができそうかも考えて判断しました。

最後に

このようにして選考を進み、入社を決めた結果今の段階で入社後のギャップが全くありません。
この理由を考えてみると、それは選考の中で会社から期待されることと僕が会社に期待することのすり合わせがうまくいったからだと思っています。

そのすり合わせのためには、自分のこれまでの経験から「定まっているも」と「まだ定まっていないもの」を分離して整理する。
そして、マイベストの中で「変わりそうなこと」「変わることがないこと」を面接の中で根拠と合わせてに見定めてることができたからなのかなと思います。
そういった意味で「かわらないものをすり合わせたほうが良い」というアドバイスをくれたCTOには本当に感謝しています。

思ったよりも長文となってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
自分にあうかも?と思った方はぜひエントリーお待ちしています!ぜひ選考を通してお互いの期待値のすり合わせができれば嬉しいです!

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