【エッセイ】ロックというアイデンティティの素晴らしさ

自分の属性をロックだと思う事で、罪悪感があった時に「まあ俺はロックだから」と、打ち消す事が出来る。
リスクのある道を進む時も、それが自分を滅ぼすかもしれない道でも、また、たとえ色々な人に迷惑をかけかねない道だとしても、「まあ俺はロックだから」と、打ち消す事が出来る。

そういう意味で、ロックは強い。

これは自分のアイデンティティを何にするかという問題だが、ロックの良い所は、色々な要素が詰まりながらも、たった三文字な所だろう。

アイデンティティが「優しい」だと四文字。
「個性的」は五文字。
「愛情深い」は七文字。
「プライドが高い」は八文字。
どれも長い。

「強気」は三文字。しかし内容が狭い。
「知的」は三文字。しかし内容が狭い。ただ、知的な人は「知的」から、内容を広く深く受け取れるかもしれない。だが、プレッシャーが強い。

ここで「ロック」

なんと言っても三文字だ。

アイデンティティの名称は、短ければ短い方が良い。
自分とは何か、頭の中でスパン!と言う、勢いによって自分への影響力があるのだから、三文字である事は最高だ。

四文字以上となると、面倒くさくなる。長ったらしくて、自分への影響力が縮まる。

よって、自分をロックだと思う最大の良さは、「ロック」には色んな要素が含まれつつも、たった三文字な所だ。

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