バスケトピック(24年5月4週)
5人制バスケのシーズン最終盤と
3人制バスケのシーズン本格化。
そして3人制のパリ五輪最終予選と
盛りだくさんの中でトピック幾つか。
BリーグB1は準々決勝。日本一経験の
ある2チームの戦い、琉球vs千葉Jは
琉球が圧倒。日本国内バスケは未だ
センター依存のバスケと言われるが
FIBAルールなんだからしょうがない。
琉球にはリーグ最上レベルの大黒柱
#45 クーリーがいるが、このチームの
かすがいは#7 のダーラム。彼が内外
ドライブ、パワープレー、パスと
隙のない活躍をしてると強い。
一方、お互い初の決勝を狙う名古屋
DDと広島の対戦は、広島のアップ
セットで幕を閉じた。ちゃんと動画は
見てないけど、後半のディフェンスで
広島がかなり良かったようだね。あと
ドルフィンズは要である#2 齋藤が負傷
離脱っぽいのが残念。あと広島では
このカードで#30 山崎の活躍が目立った
ようだ。彼は高卒(大学中退かな)で
ブロンコスでプロキャリアをスタート
させた選手。もう10年以上プロとして
プレーし、3&Dに磨きをかけようやく
この大舞台へ臨む。活躍を願う。
B2は決勝と3位決定戦。3決は昇格
チームが決まらなかった時の保険
として組まれてるカードだが、この
どうモチベーションを持てばいいか
分からないカードでも気持ちを
切らす事なく戦ったA千葉と山形を
讃えたいと思う。
そして両チームともB1昇格が決まった
状態での「ラストラン」ともいえる
決勝戦、滋賀vs越谷は滋賀が連勝。
所詮B2と揶揄する者もいるが、
タイトルを取れるというのはとても
大きな事だ。何より勝つ経験は
選手のメンタルを変えるし、多分
チームのカルチャーも変わる。相当
荒療治だったろうが、レイクスに
とってはいい経験になったんじゃない
でしょうか。おめでとうございます。
ハンガリーで行われた3人制バスケ
3x3のパリ五輪最終予選。女子は
準々決勝まで進んだものの、ドイツ
代表相手に延長戦で敗退。俺は
リアルタイムでYoutube Liveを見て
いたけど、はっきり言って笛の偏りに
納得いってない。それでも集中力
切らさず戦いきった選手たちに拍手を
送りたい。何といっても宇都宮予選
での江村選手の負傷離脱が痛かった。
チームの司令塔でエースでしょ。
そこで大崩れせずにここまで行けた
事は本当に立派。ただ、結果として
得点力ガタ落ちしたのは否めなかった。
う〜ん、悔しい結果だ。
そして男代表。落合落選の理由は
分かりません。報道も何も出てきて
ないので。ただ、195cmのフォワード
落合に替わって176cmガードの小澤を
入れてきたのはどうなんだろと思う。中祖ラインですか(これはさすがに。小澤選手がダメっていう
言い過ぎ)
ことじゃないですよ。ただ、ここで
ガラッと編成変えるんだとは思った。
ケネディに打たせる事をメインに
考えていたはずなのに、フォワードが
実質ケネディ一人になってしまい、
全ての壁役をケネディがやるので、
あれじゃロングシュートなんか打てる
訳がない。TKが打つなら誰が中で
守るのよ。アレでTKの良さが全部
消えたことになる。落合は落合で
TKの為の肉壁としてちゃんと機能
してたんですよ。そこを分かってない
人が多い。
まあ、小澤が入った事でボールムーブは
良くなったし、得点のオプションも
増えた。それは良かった。ただ如何せん
高さが足りな過ぎる。三谷は日本では
フォワード出来るが、国際試合レベルで
見たら完全にガードの身長。だから
どことやっても高さで負け続け、かと
言って早さで圧倒出来る訳でもなく。
予選最終戦の相手はモンゴルだけど、
まあ強いよ。5人制じゃ勝ち目がないと
考え、国内のバスケリソースを3x3に
全振りして久しいモンゴル。WT常連の
ウランバートル主力選手は3x3の戦いを
熟知してる。毎回急造チームで挑む
日本じゃ、最後の最後にひっくり
返されてしまうのも不思議じゃない。
いやマジで、JBAちゃんと強化を
考えてくれ。そしてBリーグ、少しは
3人制の強化に協力してくれ。マジ頼む。
いつまでその場凌ぎでやってんだ。
このゲームもリアルタイムで見てたけど
ずっと憤りで頭の血管切れそうだったw
もう、ほんと悲しいわ。