・2009年制作

・これは以前にも紹介した、自作の
　未完成小説「今夜ひとりで」に
　出てくる女性主人公のテーマ曲として
　作ったもの。最初は冒頭10数秒分の
　シンセリフとピアノ音だけで構成
　されていたが、それでは芸が無いと
　思い、リズムトラックを加えた
　ところから発展していった

・冒頭のパッド音と一緒に鳴っている
　奇妙なエフェクトのような音は
　FMシンセエミュレータで合成し
　オートメーションで鳴らしてる音

・曲の下敷きは具体的にどの曲という
　ものは無いのだが、当時聴いていた
　Prodigyなどのブレイクビーツの
　大雑把なイメージから来ている
　結果として自分が今まで作った曲の
　中で一番ダンスミュージック寄りの
　曲となっている

・冒頭から鳴っているピアノの音と
　途中からリフを繰り返すピアノの
　音は高低のカットオフが違っており
　後者はより「ハウスのピアノ音」を
　意識している

・曲全体のイメージ的にはタイトルの
　通り、霧雨の降る夜の街で一人
　寂しく彷徨い歩く若い女性の姿を
　想定し、望まない展開に巻き込まれて
　いくような緊迫感を出そうと心掛けた


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