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味付けの耐用年数

今日家出る時に炊飯の予約を忘れて
晩飯は外で食ってくる事にしたんだが、
普段行ってる定食屋が臨時休業してて
仕方なしに普段あんま行かない種類の
チェーン店に行ったんですよ。

どこという名前は伏せますが、定番
メニューを食うのは芸がないなと思い
今まで頼んだことのない、温玉ねぎ
牛めしだったかな、それを頼んだの。
で、目の前に出されて最初の後悔。
ツユ抜きっていうの忘れた。あんな
ツユにだくだくに浸ったメシなんか
うまくねえだろって事で、こういう
業態の店に来る時はたいがいツユ
抜きで頼むのに、言い忘れてた。

正直、それだけでもだいぶ不安
だったんだけど、いざ食ってみると
びっくり。まあ塩っぺえ。一口目で
頭抱えそうになるぐらい。こんなん
家に帰る道すがらに脳の血管切れる
だろって思うぐらいの塩分濃度。

一応そのチェーンの名誉のために
言っておくが、味はすげえ旨いのよ。
ただ、ただひたすら塩っぱい。
そして溢れる化学調味料の風味。
俺は化調肯定派だが、とはいえ
ここまで来るとさすがにキツい。

とはいえ、メシは出されたら最後の
一粒まで残すな
という洗脳を徹底
されて育ったので、ちゃんと全部
食べましたよ。ただな、何だろ、
普段俺家でメシ食う時は相当味付け
濃い目にしてると思ってるし、実際
味は濃い方だと思うけど、俺が普段
行かない(行かなくなった)ような
店では、想像を絶する濃さの味付けで
出してるんだなと、びっくりした。

おそらくだが、毎日のようにああいう
店に通ってる人(過去の俺とか)は
あのぐらいの味付けをしないともはや
味を感じないようになってるんだろう。
「味無いじゃん」とかクレームを
入れれらるぐらいなら初めから限界
突破するぐらい醤油と化調を満杯に
入れて現代風の味付けにしておいた
方が楽なんだろうな。

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