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B3リーグ、立川vs徳島@立飛、観戦レポ

久しくバスケの試合を生観戦
してなかったので、行けそうな
ところを探していってきました。
これまた久しぶりのアリーナ
立川立飛。5人制のダイスの
ホームゲーム、対戦相手は今期
新規参入の徳島ガンバロウズ。

モノレールの立飛駅から歩いてすぐ

アリーナ立川立飛の思い出
と言えば、当然アルバルク東京
ですね。アリーナ確保が出来ずに
いたアルバルクにとっては
「仮住まい」ということでしたが、
何年も通ってたらそれなりに
情も出ますよ。ただ、都心の客を
立川に呼ぶという考えじゃなく、
立川市民や三多摩地域の客を
掘り起こすという発想で顧客
開拓をしていたらもうちょっと
お互いに良い関係でいられたん
じゃないかと思うけどね。

アルバルクのホームだった頃を
脳内に思い浮かべてるので、
B3の試合で集客が出来るなんて
思わない訳ですよ。だから当然
予約なんかしてなくて当日券
目当てで行ったけど、焦ったわ。
あんなに並ぶと思わなかった。
地元のチームってだけでこんなに
違うのか。もちろん、地域に
根差した営業活動の成果
なんだろうけどさ。

正直、待機列なんかないと思ってました

ダイスの思い出って言ったら、
5人制に関して言えばゼロ。だけど
3人制だったら結構あるかな。
そもそも初めて3x3をちゃんと
見たのが昭和記念公園で行われた
プレミアのエキシビションマッチ。
ダイスと東京DIMEと湘南サンズ
だったかな。現ブロンコスの
泉HCやエクセレンス石田GMが
現役だった頃の話。

まだ隣のドーム立川立飛が
出来る前に向かいのららぽーと
立飛でラウンドやった時のことも
覚えてるし、女子プレミアの
印象も残ってる。男の3x3ダイスで
印象に残ってるのは、何年か
忘れたけど、お台場でやった
ラウンド。その時メンバーが
ルーク・エヴァンス、渡邊拓馬、
ハッサン・ステファンの3人で、
相手はBELEだったかな。関東
随一のコンビネーションを誇る
BELE相手に完璧なゲーム運びを
して快勝したのを目の前で見て、
マジで震えたもんw

・・・話を今日の試合に戻すかw
今日の対戦相手は前述の通り、
新規参入の徳島ガンバロウズ。
出来る限りその年の新規参入
チームは生で試合を1回は見たい
という方針でいるので、まずは
1チーム達成。

この後客席は何だかんだ結構埋まりました

ガンバロウズの選手は正直
あんまり知りませんでした。
B所属歴の無い選手も多かった
からね。元岡山の若狭とか、
元大阪や佐賀の駒水ぐらいしか
知りませんでした。全体的に
高さは無いかな。前に記事で
書いた、狩野(B1渋谷から
レンタル)をちゃんと計算に
入れてたんだと思う。1試合平均
10分近くまで伸びればいいかな
程度には。だから外国籍の一人が
ガード寄りの2-3番。結果的に
今回の立川との相性が絶望的に
悪い。つくづく狩野のACL断裂、
今期絶望というのがツラいやね。

慣れ親しんだアリーナ立飛も違って見える

で、5人制のダイス。個人的には
3人制と比べて馴染みがないん
だけど、地元の人たちにしたら
オールシーズン3人制と5人制で
選手は別だけど同じダイスを応援
出来るのは利点かもしれないね。
3人制で地盤を作り満を持して
5人制に参入した昨シーズンは
成績が振るわず。必要なのは
攻撃の軸になる選手だと痛感
したんだろうな。B2のオフェンス
マシーン、アンドリュー・フィッツ
ジェラルドを獲得して、昨シーズン
から比べて成績は好調。多分それが
客足にも現れているように感じた。

来る前までは森オースしか
知らんと思ってたけど(オースは
ブロンコスにいた事あるからね)
前B1富山の飴谷や元B1ビーコルの
秋山など上位カテゴリ経験者も
ちらほら見受けられた。

で、試合。バスケにおいては
ミスマッチを攻めるのが定石。
インサイドに分があるダイスは
フィッツ一辺倒だけど、徳島は
それを止めることが出来ない。
逆に徳島はダイスの「ペイント
だけは固めとこう」という守りを
全然打ち崩せず、無謀な1on1を
繰り返してはターンオーバーの
繰り返し。ここは作戦的に
おかしかったように思う。

ローテに入ってた日本人
センターの狩野が抜けたことで
フォワードの駒不足が顕著な
徳島。ダイスだってそこまで
高いチームじゃないのに、
ローテがキツキツでファウルが
かさむ。それでいて#1 の
センターの選手がボール運びを
してフロントコートに入れて
PG(塚本か内藤かな)が受けて、
そこから組み立て始めるという、
タイムロスの多い入れ方を
してたので、ちょっと違うんじゃ
ないの?って思いながら見てた。

後半に入り、ビハインドを負った
徳島が逆転すべく、#15 若狭の
プレーで流れを引き寄せる。
一時は4点差まで詰め寄り、
逆転もイケるんじゃねえか
という流れだったんだけど、
負けに不思議の負け無し。
そこから徳島が凡ミスを
連発して流れを完全にダイスに
引き戻されるんだよな。その
シュート入れなきゃ追いつけないよ
ていうイージーをことごとく外す。

逆にダイスは試合運びの上手さが
光ったな。前半スコアリーダーの
フィッツを3Qは温存。徳島の
中途半端なオールコートプレスを
物ともせず、オースや町井の
組み立てでギャップを作り、
スコアを量産。1on1では圧倒的に
ダイスに分があったように見えた。
徳島はちゃんとチームで
オフェンス組み立ててやらなきゃ
いけなかったんだよ。

立川#98 ファルゾン、#7 飴谷、
#53 オースなどが立て続けに
スリーを決めて勝負ありって
感じになったな。徳島は
タフショットがことごとく
入らなかったのが印象的。
あと、フィッツのファウル
ドローンが上手過ぎ。正直言って
「狡っ辛い」けど、あれが長年
生き残る上手さだなと思った。
4Qには徳島から2人もファウル
アウトが出るぐらいファウル
まみれの試合となった(ダイスも
アンスポ2回やってるからね)。

結果はダイスが93-70と大勝。
徳島としては作戦の根幹から
考え直さないといけないような
結果だったんじゃなかろうか。
勿論相性もあるだろうけど、
今後上位を狙っていくなら、
得失点差も考えて大敗は
避けないといけないでしょう。

外に出たら、もう日は暮れていた

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