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おっさん昔語り -お笑い編(1)-

今回は自分が子供の頃から
現在までにかけて影響を受けた、
好きだったお笑い、好きな番組や
タレントなどについて語って
いきたいと思います。ただ、この
記事の内容は今の「お笑い」が
好きな人、お笑い文化に対し
「真面目に」向き合ってる人から
したら不快に思われる点が
あるかもしれません。その点は
ご了承ください。

まず、俺の中の前提として、
お笑いを高尚なものとして
捉えるのは馬鹿らしい
と思ってるんですね。必要以上に
価値が高いものとして崇め奉る
信教のような考え方の人とか
いるじゃないですか。そういうの
勘弁してくれよって感覚がある。
人それぞれ信条は自由なんで
勝手にすればいいけど、俺は賛同
しないとまず宣言しておきます。

幼少期の面白い、つまらないって
おそらく家庭環境、もっと言えば
親の育て方にモロに影響されると
思ってる。うちの親は両親ともに
「お笑い=下らない」として基本は
全否定のスタンスだった。ただし、
テレビのバラエティを見るのは
禁止された訳でなく、長く見てると
怒られる程度だった。その辺厳格な
家庭よりはマシだったのかな。

俺の幼少期は欽ちゃん、ドリフの
全盛期はとうに過ぎてて、新興
勢力としてひょうきん族が流行り
出した頃。今でもそうだけど、
俺は頭を捻って考えなきゃいけない
笑いより見た目で分かりやすいとか、
勢い任せの笑いが好きなんです。
分かってない奴とか、センスが無い
とか言われても結構。ただ、全部が
全部そうという訳でもない。それが
ややこしいところです。

小学校上がって以降の自分にとって
影響の大きかったお笑い、バラエティ
番組をいくつか思い出してみよう。
自分にとってド直球の影響を与えた
タレントって、ほんと生まれが2,3年
違うだけで全然違う人になると
思うけど、ひょうきん族やドリフの
全員集合の後に明らかにインパクトが
強かったのがとんねるず。それまで
テレビに出てた「芸人」とは全くの
別物という存在感を示していたし、
他に替えが居ないからあらゆる
番組に出ていた印象が残ってる。

年齢的に俺の2,3個下辺りからは
殆どが、最初に影響を受けた芸人は
ダウンタウンと答えるんだよね。
俺ももちろんダウンタウンの番組
とか面白いと思ってたけど、彼らが
東京に出てきて全国ネットの
看板番組やり出すのって俺が
中学入った後ぐらいで。そうなると
「最初に影響を受けた芸人」には
ならないんだよね。

で、小学校低学年の頃には「夕やけ
ニャンニャン」とかもやってたん
だけど、さすがに夕にゃんを見る
年代ではなかったので細かくは
覚えてない。で、ちょっと時期は
ズレるけど、その頃見てた番組で
結構印象に残ってるのが
「パオパオチャンネル」(同名の
youtuberさんがいるらしいですが
よく知りません)。所ジョージ氏の
火曜とかシティボーイズの木曜
(大竹ラボ)などが特に印象深い。

一方で、小学校も真ん中ぐらいに
なると深夜番組なども(親の
寝静まった後に)見るように
なったのだが(当時はうちに
録画機能のあるビデオデッキが
無かった)、全然有名じゃないけど
特に印象に残ってたのが「ニッポン
テレビ大学」内の「ハイブリッド・
チャイルド
」というドラマ(コント?)
コーナー。ネットで調べても同名の
アニメの記事ばかり出てくるが、
出演者はいとうせいこうや中村有志、
シティボーイズなどラジカル・
ガジベリビンバシステム
の面々。
当時の俺には難し過ぎる内容だったが、
こういうシュールなコントにも
影響を受けていたりします。

小学校高学年ぐらいになると、
ゴールデンではとんねるずの
みなさんのおかげです。とか、
深夜では「夢で逢えたら」
印象残ってるね。単純に当時
流行ってたから。ウンナンは
その前から知ってたけど、俺が
ダウンタウンを初めて認識
したのは多分この番組から
だったと思う。

長くなっちゃったんで今回は
とりあえず小学校まで。次回は
中学以降に見てたバラエティ
番組などについて書く予定です。

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