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バスケトピック(24年6月1週)

もう1週間ほど経ってしまいましたが
日本男子プロバスケBリーグB1の
23-24シーズン決勝が行われ、西地区
3位の広島ドラゴンフライズが優勝し
日本一となりました。おめでとう
ございます。

こういう結果になるたび、レギュラー
シーズンの意味がないとか、最後の
短期決戦だけ勝てばいいのかと文句を
垂れる連中が出てきますが、シーズン
始まる時点で日本一になる手順とか
レギュレーションとか全部提示されて
いるんだから、それに則って勝った
チームが日本一なんですよ。

バスケにしろ野球にしろ(サッカーは
知らんので言及しない)、レギュラー
シーズンとプレーオフは完全に別物
だけど、本来は両方勝つのが本当の
強者だし、片方しか勝てないのは
見る側に不満残るのは気持ち的には
分かるんですよ。

ただ、個人的な感覚でいうとプレー
オフがある以上、RSはその予選に
過ぎないと思ってます。日本一を
決める短期決戦に出ていいチームを
60試合かけて選りすぐる。これだけ
時間をかけたらそうそうまぐれの
チームは入ってこないということ。
今シーズンのB1は24チームあって、
どうしても途轍もなく弱いチームとか
出てきてしまう。そこらへんを
ちゃんと選別する。ただ一方で、
そういう途轍もなく弱いチームから
安定して勝ち星を上げられれば上位に
来られてしまうのも事実。だから
最後の最後でガチの短期決戦をして
最強を決めましょうでいいんじゃ
ないかな。勝たなきゃいけない
試合で1戦必勝出来ないチームは
真に強いとは言えないんですよ。

そういう意味で、俺はRSの成績は
度外視でプレーオフ、さらに言えば
ファイナルに照準を合わせて仕上げる
力があるチームならそれで全然問題
ないと思ってます。今年がそうだった
かと言えば、疑問符は付きますが。

ドラフラに関しては正直言って
ノーマークでした。RS中もほとんど
戦い方を見てません。「朝山引退
すんのか・・・」ぐらいの感想しか
持ってませんでした。おそらくだが
シーズン終盤からプレーオフにかけて
急激に仕上がってきたんじゃないか。
あと、前の記事で言及したが、結果
的に山崎がラッキーボーイ的な活躍を
したのも大きかったと思う。

とはいえ、今から連覇に向けて編成を
大きく動かせる感じはしない(最後
まで残るほど他より編成の動きが制限
されてしまうから)。このリーグでは
ありがちだが、来シーズンは耐え凌ぐ
事になるのかもね。その上決勝に出た
2チームは国内以外の試合にも長い事
駆り出される事になる(優勝したのに
罰ゲームという見方もある)のがまた
つらいところ。ローテーション出来る
選手を増やすことと、外国籍一人は
入れ替えた方がいいんじゃないか、
というのが、外野から見た上で感じる
こと。おそらく余計なお世話だが。

とりあえず6月にアジアのチームと
カップ戦みたいのやるらしいので
(EASLとは別の大会)、そこまで
選手を動かせないのもしんどいし、
外国籍が出場するかどうか微妙なのも
難しいやね。試合数も格段に増えるし
活躍した(日本人)選手からしたら
給料上げてくれよってなるだろうし、
GM、フロントの舵取りは大変な事に
なりそう。怪我人だけは出ないよう
祈っております。

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