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【プライスレス】ブルー💎サファイア【真の価値は】石の価格はおいくら万円【旅の注意事項】宝石か原石か石ころか
💎2024年5月💎今頃、友人の旅人マルコ氏は、どのあたりを放浪しているだろうか💎💎💎
最近、音沙汰がないので、どうしているのか気になるとともに、1年程前のブルーサファイア事件のことを思い出した。
2023年、マルコ氏は、南アジアから東南アジアを旅していた。
まさに、マルコ放浪だ。旅の途中、時々、各地から、メール連絡が来た。
忘れた頃に、日本に戻ったとのメールが入った。そこには、1年近くの放浪の中で、いろいろと面白い出来事、出会いがあったと書かれていた。
久しぶりに基本的ミスをおかしたと、失敗談もあった。
以下のような内容だった。
南アジアの某国の旧植民地時代につくられた高級リゾート地で、その国の国会議員と親しくなり、その国の首都に戻った時、政府機関の建物近くの高級レストランで再会し、美味しい料理をご馳走になった。食後、ドイツ製高級車で、その国が推奨するという立派な宝石店へ行き、その国の正規鑑定機関の鑑定書付きのブルーサファイアを勧められた。
立派な鑑定書付きのブルーサファイアの宝石とのことだったが、価格表記はなかった。聞くと、日本円で300万円ほどとのことだった。
マルコ氏は、持ち合わせがないのと高いと思ったので、買うことを躊躇していたが、原産地であるこの国では、この価格だが、海外に持って行けば、もっと高い、さらに、今後、このての貴重な品は、価格高騰が予想されるというような説明を受け、クレジットカード払いで、その石を買ったとのこと。
ブルーサファイアを購入し、店を出た後も、某国の国会議員氏が高級車で、
某国首都市内をいろいろと案内してくれて、翌日、帰国の際にも、ホテルまで迎えに来てくれ、空港まで送ってくれたとのこと。
さらに、その空港に行く途中、昨日の宝石店に再度立ち寄り、また、マルコ氏に、別のブルーサファイアを勧め、昨日のブルーサファイアよりも品質がよく、貴重な石であるというような説明を受け、価格は少し安い200万円程度で買ったとのこと。
ただし、連日のクレジットカード利用で、月の利用限度額を超えてしまうので、昨日とは別のカード払いとしたとのことだった。
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2つのブルーサファイアを持って、マルコ氏は、1年ほどのアジア放浪の旅から帰国した。マルコ氏は、帰国後、すぐに、東京の宝石店に行って鑑定を依頼した。
鑑定には、1週間ほどかかるということで、1週間、どのくらいの価値があるのか、日本ではいくらになるのか、期待・希望をふくらませていた。
鑑定書を受け取りに、東京の一流宝石店を再訪した。
鑑定書には、金額の記載がなかった。具体的な高額価格が出せない、つまりは、価値のないというか、あっても数千円の代物だという説明だった。
10日程前に、南アジアの某国首都で、政治家先生に紹介された立派な宝石店での代物は、ただの石だった。リングも貴金属ではなく、安いメッキ製品とのことで、本当に、ただ同然、せいぜい、数千円のモノだった。
ただし、その辺りに転がっている石かというと、そうでもなく、サファイア系の原石とのこと。
マルコ氏は、久しぶりに、典型的な詐欺にあった。日本円で数千円のモノをその某国では、500万円で買い、帰国すれば、さらに少し待てば、数百万円、数千万円に化けるのではと勝手な期待をいだいたのではないか。
その国の国家議員というのも、自称にすぎず、偽セイジ屋詐欺師だったのではなかろうか。
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マルコ氏は、日本の鑑定で、鑑定書に価格が表示できないということを知って、「やられた」と思った。やっとその時に、騙された、詐欺に遭った、あいつらは詐欺師だったのだと気づいた。店もセイジ屋もグルで詐欺グループの要員だったと気づいた。
立派な店構えも高級外車も詐欺の小道具だと思えた。しかし、それだけの高額な仕掛けを用意しているのだから、これまでに同じように騙されいる人が多いのだろうとも思った。
騙された人の多くが、その国を訪れた海外からの外国人観光客で、中には、騙されことに気づかず、貴重なプライスレスな石を持ち続けているのかもしれないとも想像した。
中には、自国に戻って、うまく高額転売した人もいるかもしれないとも想像した。
マルコ氏も、もしかしたら、将来的に、高額転売して売り抜けることができるかもしれないと心の中でニヤニヤしていたところもあったのではないだろうか。
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そもそも、この代物の本当の価値はどれくらいなのだろうか?
マルコ氏が、某国の立派な宝石店で、立派な正規鑑定書を見せられ、いろいろと説明を受け、最終的には、300万円と200万円で、売買契約成立で
受け取ったのであるから、その時点では、数百万円のモノだった。
売り手も買い手も納得したので、取引成立したのだ。
自国に戻って、数千万円になるとか少なくとも数百万円はあると保証されたモノではない。添付されている某国の正規鑑定書には、カラットとか石の性質は書いてあるが、価格がいくらとかは買かれてはいない。
契約自由、価格設定、価格交渉は自由である。
今となっては、某国のその立派な店で、どのようなやりとりがされたのかはわからない、嘘があったとかの証明も難しいだろうから、すぐに、詐欺だとか犯罪だとかになるのは、難しいのではないだろうか。しかも、異国の地でのことである。
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マルコ氏は、騙されたと感じたその後、すぐに、クレジットカード会社に連絡し、銀行引き落としを止めるよう求めたようである。
クレジット会社もその名から言って、信用第一だろうから、詐欺であれば、支払いは取りやめ、さらには、詐欺犯罪を行った加盟店契約を直ちに取り消すことになるはずである。
ただし、ことは、それほど、単純ではなさそうで、詐欺だとか犯罪だとか簡単に決めつけることはできなさそうだ。
どのような商談がなされ、品物が引き渡されたのか、マルコ氏の手元にある商品と付属の正規鑑定書等だけでは、そこに、あきらかな嘘や不正、詐欺があったとは認められない。鑑定書に嘘はなく、ただし、価格も書かれていない。価格を保証した鑑定書ではない。このての石の価格は、自由であり、ある意味ゼロから無限大。プライスレスだ。
マルコ氏は、プライスレスな石で、プライスレスな体験をしたのではないだろうか。
それこそ、某クレジット会社がCMでやっているようなプレイスレスな素晴らしいことであった。と、無理矢理こじつけるしかないのかもしれない。
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ブルーサファイアはおいくら万円事件から半年近く経った、その後、たまに忘れた頃、マルコ氏からメールがあるのだが、その石について、決着がついたのかどうかについては、知らせがない。
マルコ氏は、今どこかで、また、プライスレスな旅を楽しんでいるのかもしれない。
このブルーサファイアの本当の価値はいくらなんだろう💎💎💎💎💎
【プライスレスな物事 追記】
💎まともな真面目な宝石店もあるだろう、ほとんどがまともな商品、しっかりした店だと思いたいが、基本的に、儲かるとか値上がりするとかの怪しい話にはのっかってはいけない、異国の地でよく知らない店に行って、高い商品を勧められてもキッパリと断らなければならないという旅の基本的注意事項でした💎💎💎💎💎
【追記2】
先ほど、マルコ氏からメールが来て、今、ヨーロッパを放浪中とのことでした。イタリア、ギリシャ等を放浪予定とのこと。クレジット会社の支払い停止についての話はありませんでした。皆さんは、怪しい宝石店など詐欺商法には注意しましょう💎
旅はやめられないが、基本的注意事項は気にとめておかなければ、旅を続けれらなくなることもありますので慎重に💎💎💎
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