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アニメに思うこと

鬼滅の刃、柱稽古編が最終回だった。

とても胸を射つ話だったので少し感想を述べてみたいと思います。


元は血を分けた2人が、善の道と悪の道に分かれることは様々なストーリーで良く描かれる設定。


ただ、『思いは生き続け伝承される』とのお館様は言っていました。


柱の強靭な面々も仇討ちの名目はあれど、一番の要は『お館様のために』という気持ちを携えて日々鬼を駆逐しています。


今の日本にそのような想いを弟子や部下に持って貰えるトップはいるでしょうか。

なぜお館様は柱のみんなに慕われるのか。

答えは明白です。


柱のみんなを誰よりも理解し、温かい愛や言葉で包み込んだからです。


人はひとつの言葉で生き長らえもする、
ひとつの言葉で命を捨てる。


どちらの選択を選ばせるかは、発した言葉による力が多いに関係していると思います。



人は鏡のようなものです。

私たちの日々の営みでも、苦手な人とは馬が合わず、好意を持つ人とは上手くいくようなもの。


大切に思われればその気持ちは必ず響き、情深い日本人はその恩を返したいと思う人がおおよそだと思います。

相手の喜ぶ顔が見たくて、日々研鑽を重ねる。


その大切な人を失った怒りと悲しみは大きな爆発力になります。


映画が楽しみですね。


そんな鬼滅の刃を見ていて、戦前の日本国国民と天皇陛下の構図が重なりました。


天皇陛下のために命を捧げることも厭わない。

それだけ崇拝される存在であったわけです。

教育の影響もあると思いますが、それだけ国民のことを常に考えてらっしゃったことと思います。



敗戦後は象徴となられましたが、今でもなお、あの優しい人となりと気品溢れる佇まいは大切なものを示唆してくれてあえらっしゃると感じます。


先日のイギリスへの天皇皇后両陛下のご訪問は様々な想いを国民だけに留まらず、海外の方へも抱かせたように思います。


『相手への敬意を伝える所作』をふんだんに感じられる営みであったように思いました。


コミュニケーションの真髄を見られた気がします。


また雅子さまのあのお姿はたくさんの女性に勇気と希望を与えてくださったようにも感じます。

決して楽な道ではなかったと思いますが、天皇陛下との二人三脚で今日大輪の花を咲かせられた才女には皆目を奪われました。



日本人の大切な気持ちや文化は、今のアニメにも脈々と息づいているなと思いました。

個性があって素晴らしい、自分で誉められない人が日本人には数多くいます。それとと同時に自分の不快な気持ちも閉じ込めてしまう傾向も多く感じます。 私があなたの肯定感を高めるお手伝い、心の声を発掘するお手伝いをしたいと思います!!