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大人にだけはなりたくなんかない

この前、初めて書いたエッセイにこんなコメントが届きました。

adoのなんかの曲の「大人にだけはなりたくなんかない」を思い出しました。(一部抜粋)

コメントありがとうございます!
始めていただいたコメントなので、ここの歌詞について考えてみようかなと思います。
ちなみにこの歌詞は、adoさんの「レディーメイド」です。
とっても力強く素敵な曲なのでぜひ聞いてみてください

この文章を見て思ったことは「大人ってなんだろうな」って思いました。
ここで指す”大人"はきっと成人している人ではなく、もっと深いものなんだろうなと思います。
どちらかというと、身体ではなく精神|《こころ》が大人な人を指すんだと思います。

わたしが思う”大人"は、酸いも甘いも噛み分けていて、どこか諦めたような目つきで物事を現実的に見ている、少し窮屈そうに生きている人、なのかな。
(少なくとも私の考えだし、夢を叶えて楽しく生きている人もいることも重々承知です。 
それに、いい所もたくさんあることも大人のおかげで今があることもわかっています。)
物事を現実的に見ているとはレディーメイドの歌詞にあるように、比較ばかりして、数字の大きい方や、社会的価値、自分にとって利益がある方を選ぶことなどだと思います。

私達もお互いを比較し、成績のいい人、自分にとって価値のある人、一緒にいることで自分の価値が上がる人を選んで、贔屓|《ひいき》し、愛想笑いを浮かべていませんか?
きっと、厳しい社会で生き抜くには、必要なことなんでしょうね。
そんな現実に抗がっている姿は、川の流れに本能のまま抗う魚たちのように美しいとわたしは思いました。

そして、大人と子供の線引きは、どんなに傷ついても抗えるかどうかなのかなと思います。
でも、川の流れに身を任せても、自分の芯を持って心を大切にすればいい大人って胸を張って言えると思います。
大人になることは悪いことではないし、怖くもない。

だから学生の皆さんには期間限定の”子供ライフ"を思いっきり楽しんで、友達と青春を謳歌してほしいです。
大人になったら「こんなに素敵な大人もいるんだから大丈夫」と悩んでいる思春期の子に教えてあげてください。

いま、「大人になりたくない」と思っている方は、世の中には素敵な大人が沢山いる事と、大人になりたい時になればいい事。
そして、大人には大人の楽しさがある事を覚えていてほしいです。

わたしは、そろそろ歯医者さんへ行ってきます。
また出逢える日を願って


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