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コマルキマワリ-Amarygmus curvus

丸い体の1cmぐらいの甲虫。
一見特徴がないように見えるが上から見ても頭が見えにくいという点で似ている種類がほとんどいないので簡単に見分けがつく。
キマワリの仲間なので結構素早く歩き、空を飛び光に集まることもある。
色々な場所にいるがその割に珍しいような印象。
理由は、幼虫がケヤキなどの樹皮下という特殊な空間に住んでいるためか個体数があまり多くなく、ゴミムシダマシでは珍しく集団で生活をしないので数がまとまってみられないのが原因で持っている個体数が少ないから。
採集方法は適当にやると勝手に採れる…というしかない、集まるポイントとかも特にないので、そこそこ自然がある場所で枯れ枝をたたいたり樹皮を見たりするといつか見つかると思う。
むしろ、後で話すが越冬場所が特徴的なのでそこを狙った方がうまくいくかもしれない。

コマルキマワリは成虫越冬を行うが、朽ち木や石の下等にもぐる他のゴミムシダマシと違って基本的にケヤキの樹皮下にもぐる。
幼虫の住処を考えると、わざわざケヤキの樹皮下で越冬することは何か意味があるのだろうか?


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