見出し画像

愛娘の「実家」をつくるプロジェクト・5

いよいよ引っ越しとなりました。が、問題山積み!

ひとつ前の記事


全然片付きません!

「なんとかなる」と思ってギリギリまで通常どおり仕事をしようとする私。しかし、大物が動いていないからかまったく引っ越しの準備ができているかんじがしない。夫もそう思い危機感を感じていたようで、引っ越し前最後の週末に、粗大ゴミを徹底的にやっつけることになった。ある程度できればあとは引っ越し後、解約までに二週間ほどあるのでそのあいだにやればいいのであるが、大物がそのままだと気持ちが焦る!!!というわけで、家族分の本がひしめき合っている本棚をなんとかすることにした。

空っぽになった押入れに、すべて本を移動させた。身長よりも高い本棚、運べるのか!?と疑問に感じつつ、夫と粗大ゴミ置き場へ運ぶことに。
重い。思っていたより重い。
夫が持ってる側はちゃんと浮くけど、ごめんね私の方「持ち上げる」に至らない。なかば引きづる形で運びました…。めっちゃ筋力つけて鍛えてるからもっとやれると思ってた。男女のパワーの差はこんなにあったのか。そこからカラーボックスなどなど、不要になるものをどんどん運んで廃棄していった。


パンダだよ

途中から考えるのが嫌になって「やっぱり廃棄するか」「やっぱり持っていくか」と、価値観もぶれぶれになった(笑)とにかくものが多いんだもん。狭い部屋によくもまあ…てかんじで、19年間生きた証が刻まれているかんじがする。マンションのゴミ捨て場がかなりスペースが広く、よほどのことがないかぎり注意をされないようなゆるさなこともあり、とにかくたくさんのものを棄てた。小型金属もたくさん出た。

段ボールが大量に積み上がる。

「近いから自分たちで運べばいい」と言っていたけれど、ダンボールに詰め始めたら「いや、お金払ってやってもらうんだから限界までダンボール使おう」という考えに変わり、ぎゅうぎゅうに詰めていった。最初はダンボール30個で足りると思って引っ越しやさんからは30個もらっていたが足りず、10個追加してもらうことにした。それでもギリギリ、足りないくらいだったので手持ちのダンボールをそのまま使うことに。それらが部屋を圧迫し、非常に住みにくい状態になった。

冷蔵庫の管理もちょっと苦労した。なんせ我々は日常生活をキープしたまま引っ越しをするというスタイルのため、冷蔵庫の中身をしっかり使い切ることが私のミッションだった。最後一週間くらいはあまりものを駆使してなんとか乗り切った。そこで実感したのは「うち、お米さえあればなんとかなるな」…そう、ごはんがだいじ。ごはんがあればなんとでも食いつなげるのだな〜と思うなどした。
一部持って行くと決めたものも箱詰めして、それ以外は「調味料がっつり廃棄祭」(中身をぜんぶ棄てる)でさまざまなものが混ざり合ったやばいニオイがした。いやああれは大変でした。もっと早くに片付けておくべきものだった。

エアコン取り外し工事をした。

3台のうち2台は持って行くことにした。なんせ5台必要なのだ。すべて新品を買うほど富豪ではない…。というわけで、引っ越し屋さんのエアコン担当さんに来てもらい、外しておいてもらうことになった。これは引っ越し前日。しかし私は本当にそういうことがよくわからない。その日は夫が新居引渡しのための契約をしに不動産屋に行くので、私が仕事をしながら対応することになった。テンパったね!室外機をどうするのかとか、全然わからん。なんとかサービスが云々て言われて思わず夫に電話しちゃった。こういうことを全部把握して対応できる人は本当に尊敬する。

朝、何度も夫に説明してもらったのよ。これはこうしてこうだからここにおいててもらってー、て。メモもしたのよ。でもそれ以外のこと言われたらわかんなくなっちゃってびっくりですわ。
無事に取り外して指定の場所に置いてもらえたけども…。もう仕事は手につかなかったよね。

夫に報告するためにとった写真。乗ってるのは500円玉を主食とするガーコちゃん

新居引渡し…そしてご近所まわり

無事に新居引渡しとなり、夕方、私も早退&娘が帰宅したところで3人揃って新居へ。冷蔵庫は新しく購入したので、調味料など引き続き使うものをまとめて保冷剤をたくさん詰めて保冷バッグに味噌など冷蔵保存したいものを入れて置いておくことにしたのだ。冷蔵庫が届いたらその場で入れるつもりでね。

そのあと、ご近所に挨拶をしようと、家族3人でお隣からピンポン。反対隣は廃墟、向かいはマンションなのでひとまず建物が接しているエリアだけに絞った。お隣は自分の親くらい(70代〜)のおじいちゃん。しゃきっとしていてこぎれい。ちゃんとしているかんじ。そのお隣とさらにお隣はピンポンしても出てくれなかった(電気がついてたし物音もしたのでいるのはわかったんだけど…面倒な営業と思われたのかも?)。こういう場合どうすれば良いのかわからず、ひとまずもっとお隣へ。やはり親世代の奥様。ご挨拶できた。途中でしょうがいのあるお子さん(もう大人の男性)が施設から帰宅したところに遭遇。ご挨拶。前のマンションの隣室もしょうがいのあるお子さんがいて、とくにトラブルにもならなかったからね。さらに真裏の奥さん。少し前にご主人が亡くなられたのだそうで。お子さんはもう独立されていて。お子さんからすすめられた日本酒を飲んだら美味しかったの、という話を聞いて実母のことを思い出した。奥様とは機会があればもっとお話をしたいと思った。一番端っこ(それ以降はまた元団地の廃墟)はやはり親世代のご夫婦ふたり暮らし。ここに団地があった頃は〜という昔話を聞いた。すごくおしゃべり。たくさんお話しをしてくださったけど、娘はちょっと飽きてた(笑)。そう、このエリア、お年寄り世帯なのだ。向かいのマンションの並びには新築の若いファミリーの戸建てがいくつか並んでいる。でもどこまでご挨拶すべきかわからず、結局隣接しているエリアだけにした。

で、ひと段落。マンションに戻って最後の夜を過ごした。冷蔵庫に余ってるものをしこたま出して(笑)もうこれで明日はこの冷蔵庫、廃墟だからねって。夜中までかかってみんなで残りの片付けをした。イベントの前夜ってかんじ。

引っ越し前の最後の光景。ギリギリまで洗濯もした。

小分け小分けですみません。当日のことはまた次回!こうして文字に起こしていくと、大きいイベントだったんだな(まだ全部終わってないけど)と感じる!!

▼最初から読むならこちらから



しがない絵描きですが、サポートいただけますと幸いです。 活動の幅を広げてゆきたいと思います!