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和歌山台風旅行⑤忘帰洞の夜と朝

食事を終え、やってきたのは「忘帰洞(ぼうきどう)」。

こちらも海が見える洞窟の温泉だが、当然撮影禁止。
広告の写真が廊下にあったので、それで補っておく。

補い切れるものではないと思うので、「ホテル浦島 忘帰洞」で検索してみてください。

リアス式海岸に打ち付ける荒々しい波を見下ろしながら風呂に入れる。豪華すぎる。
ちなみにすっかり日が暮れてからもう一度入ったのだが、台風の影響かさらに波が激しくなっていた。
海と波もそうだが、洞窟の口とでも言うべき場所の周り、崖のようになっている場所も雄大だ。

先輩は「この世の全てを手に入れた気分になる」と言っていたが、僕は「この世が滅んでしまえばいい気分」になった。
ついでに、洞窟の中から支配した自然の海を見下ろそうという人間の強欲さもたっぷりと味わった。人格の歪み。整体に行け。

さて忘帰洞の次は「ハマユウの湯」へ。
こちらも内風呂。もう1つの滝の湯と、午前・午後で男女が入れ替わるので、滝の湯を翌日に回す。
とりあえず、その日のうちに入れる風呂には全て入ったので満足。温泉を巡るスタンプラリーが案内図の裏についていたのでコンプリート。入浴剤を頂いた。

しかし広い建物だ。廊下も長い。

ゲームコーナーもあり、この辺りの筐体の古さは時代を伺わせる。太鼓の達人も二代目あたりのブラウン管のやつだった。
僕は部屋に戻って寝ていたが、その後も先輩は温泉に入っていたらしい。本当に温泉が好きだな、あの人は。

そして朝。部屋からの海が大変綺麗。
台風の影響で曇っているが、酷い雨が降っている様子もない。

朝から昨日入れなかった滝の湯へ。本当に浴室内で滝の様に源泉が流れてきている。
そして再びの忘帰洞。
実は忘帰洞は2つあり、午前と午後で男女が入れ替わる。昨日はいれなかった方の風呂で朝の海を堪能する。
うーむ、人間は強欲だ。

さて、ホテル浦島を十分に堪能してからチェックアウト。朝市へ向かう。

次回は朝飯と和歌山の温泉について書きます。よろしゅうに。

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