奇跡の田舎 神山を訪ねて... 寮編
こんにちは。
あまてらすプロジェクトです。
あれ!?
もう4月分投稿?と思った方もいるはずでしょう。
そうなんです! 4月は他のプロジェクトが立て込み、更新できる自信がなく…そこで2月に投稿した神山編の続きを書きたいと思います。(期間が空きましたが許してください。)
今回の話は、神山城西高校寮「あゆハウス」についてです。
我々の住む三燈寮と比較しながら、どちらの魅力もお伝えできればと思います!
前々回号でもお話しした通り、「あゆハウス」は徳島県立神山城西高校の寮になります。ちなみに我らの住む「三燈寮」は島根県立隠岐島前高校の男子寮です。
では、ここからは2つの寮について比較しながら進めていこうと思います!
初めに入寮している人数についてです。
三燈寮は男子約50名
あゆハウスは総勢約20名
この人数が寮運営を大きく左右する鍵となります。
寮の人数が多いほど寮生のモチベーションを保つのは困難になり、まとまりの悪さが目立ちます。逆に少なければ、活動の規模が小さくなり、一人一人の寮に対する仕事量が増えて、負担を強いられるというデメリットもあります。
次に建物の所有者です。
三燈寮は海士町。イコール町の建物
あゆハウスは神山町。イコール町の建物
ここは2棟とも同じ町の所有になっています。
しかし、三燈寮は学校が寮生活の運営に関与しているのに対して、あゆハウスは寮独自の運営です。
三燈寮生は帰省や外泊をする際、校内の寮務主任に許可書を提出しないといけませんが、あゆハウスの場合はハウスマスターに伝えるだけでOKという仕組みです。
学校や町からの信頼度が違いますね。
次に食事についてです。
三燈寮は女子寮である鏡浦寮と共に寮母さんが3食ご飯を作ってくれます。もちろん自炊することも可能ですが、プロジェクトや部活などで帰りが遅くなることも多く、寮食に助けられています。
一方、あゆハウスは寮母さんがおらず、自分たちで全員分の食事を賄っています。寮生が少ないからこそできることですよね!
献立計画も含めて、日々大変でしょうが、なんだか羨ましいような…
次に地域との繋がりについてです。
島前高校は「島親」という里親的存在があり、一年時には島の方がサポートしてくれる仕組みがあります。島親との交流は自由ですが、釣りに連れて行ってもらったり、食事に誘ってもらったり、イベントに参加したりと高校生と地域をつなぐ橋渡し的な存在となっています。
神山校は地域の信頼度が厚く、交流活動で海士町に来島した際の資金も援助してくれるほどです。それはあゆハウス生の地道な努力があったからこそ。三燈寮生もこんな風に地域から応援されるくらい信頼貯金があればいいなと思います。
今年4月に開校した「神山まるごと高専」も全寮制になっており、いつかは高専の寮も見学したいと思っています。
毎日のルーティーンで同じ空間で過ごしていると、それがマンネリ化してしまうので時には外に出てみるのも大切だと感じました。
今回はここまで!
来月は、あまてらすの進捗状況をお伝えできればと思います。
では、また!
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