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はじまり。

私の記憶ではこれが『始まり』だったと思う。

小学3年生のある晩。もともと寝付きが悪い私だけど、その日はいつも以上に寝れず心がザワザワして嫌な予感がしていた。


バタバタバタ
っと母が階段を駆け上がって私の部屋に来た。

母「年寄りじいちゃん(曽祖父)が亡くなったって。」

何故か分からないけど、その時に心の中で思ったのは「やっぱり」という言葉だった。

あの心のザワザワはこれだったんだ、と。

亡くなってしまうと二度と会えなくなることを知ったのはこの時だったと思う。

とにかく寂しくて悲しかったのを覚えてる。


この年寄りじいちゃんの死をきっかけに、
不思議な体験をするようになりました。

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