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~BIGに俺はなる~ 移住者へのインタビュー 第二弾 前編

「挑戦する人が集まる、賑わいの島」~海士町~ 本年度、新しく我々の生になった挑戦者の想いを聞く・・・
第一弾(前編・後編)は、皆様からご好評にいただきました。今回も移住者の藤本樹さん(28)にインタビューをさせていただきました。今回も前編・後編となる「ロングインタビュー」となりました。

藤本 樹さん

面白そうなだぁとワクワクさせてくれた海士町。

――何故、海士町を選ばれたのですか?
一言でいうと「面白そうだなぁ」と感じたこと。「地域福祉」「離島」などのワードで検索していたら、どのサイトにも必ず「海士町」の文字があり、その紹介文もかしこまってなく、面白おかしく書かれており、魅力を感じました。大学の頃から「子どもを取り囲む地域」のようなものに非常に興味があり、週末は子ども達のいる場所で、いろいろチャレンジしてきました。とにかく、子ども達が大好きなんです。海士町でも児童に対して関わりたいと思っていました。

――ご出身はどちらですか?
青森県です。とにかく、青森が大好きで、一生、青森で生活をしたいと考えていましたが、周囲の大人から「一度は外に出ろ(青森県以外に)!」と何度も言われ、今、その時の意味がわかったように思っています。広い世界を感じています。
*インタビュー中、まったく津軽弁を話されることもなく、標準語で話されることに違和感を感じ、そのあたりを伺うと「はじめの5年間、国立(こくりつ)の職場でしたし、電話対応が多かったので標準語を使わざるをえず、鍛えられました。

――以前より移住とか離島には興味関心があったのですか?
前職は国立(こくりつ)の青少年教育施設にいました。全国各地に拠点にへ出張や異動などがあり、新しい地での出会いや食べ物・地域文化などの発見が楽しかったです。なので「移住」という感覚ではなく、仕事で旅行?異動のイメージですかね。

――今、住んでいる崎地区では、周りにはどんな方々が住んでいるのでしょう?
崎地区には、「島食の寺子屋」やシェアハウスがあり、意外と?若い人も多く活気がある地区です。海士町綱引き大会で何度も優勝していて、優勝メンバーとも仲良くさせていただいています。ソフトボール大会に地域で参加しその後の直会(なおらい)でも一緒にお酒を飲みながら楽しみました。お花見に誘っていただいたり、畑でとれた野菜をくださったり、本当に優しい方々ばかりです。
※島食の寺子屋

一打席目に、見事ホームランを打つ藤本さん(ソフトボール大会にて)

――地域福祉部の所属ですが、仕事の仲間はどんな方ですか?
現場は三人のチーム構成で、二人は年下の女性です。海士町暮らしでも仕事でも先輩ですので、いろいろ教えてもらっています。「福祉学習」を担当していて、最近では小学校の3,4年生を対象に、高齢者(デイサービスご利用者など)との交流をひとつのテーマにやらせていただいています。子ども達の課題をキャッチして、どう高齢者の方々へ伝えるか、どうしたら伝わるかを、いい形で導けるように頑張っています。高齢者の方々は自分から見たら、大先輩過ぎて「世界観」がすごくリスペクトしかないですね。日々、新しい発見が多く、たくさんのことを学ばせていただいています。本当に楽しく仕事をさせてもらっています

地元小学校での「福祉学習」・「あんた誰!?」

将来の夢を熱く語ってくれた藤本さん。大好きな子ども達や、海のことを語るその姿に、我々も自然と引き込まれていき、取材時間が足りなくなるほど・・・。まだまだ熱く語る後編をお楽しみに。(広報委員)


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