気づけばおよそ10年くらい前からインターネット皆勤賞だ。好きで見ているというよりはほぼ呼吸のようなものだという認識で、家にいるときは常にpcの画面に張り付いている。SNSや匿名掲示板や動画投稿サイトなどをいつもの通り巡回し、新しい情報も見逃さない。世知辛い外界からさまざまな刺激を受けながらも自我を保つために、画面の向こうから善とか悪とかグロとかエロとかを摂取している。インターネットにはなんでもある。草原も、過疎集落も、サーフィンもままならないくらいの荒波も。 だからといっ
「何か」を作るたびに更新するやつ ・イラスト用アカウント 基本絵はこっちに上げる予定 https://twitter.com/SuperKUSOkinoko ・イラストまとめ 2020年秋ごろからのやつ。この頃から割と見れるものを描けるようになってきた（気がする） https://twitter.com/i/events/1473268344463630338 ・あまね式「ヒト」メーカー 人間が作れる画像メーカー。現在パーツ、色差分作成途中のためまだまだ更新予
町外れの森の古い家屋、家主は年若い死霊つかいの男だった。死霊つかいは、同じ家に住む若い女に語り掛ける。 「今日も綺麗だね、君は。こっちを向いて、そこに座っておくれ。」彼女は虚な瞳で死霊つかいを見つめながら、言われた通り机をはさんだ向かいに座る。 「今日はどうしようか、天気がいいから外に出てみないかい？」彼女は何も答えない。それを気にせず死霊つかいは続ける。 「最近ずっと体の調子が良くないみたいだね。君が笑うところを随分見てない気がするよ」
