翼を広げて

2時。

こんな時間まで息子と話していたことは久しぶりだ。

10時過ぎに下の子達が寝たあとからなので、4時間以上、話してたんだ。

コロナ、予防接種、政治、歴史、生物、海外、大学受験、地方、水泳、学校、職業、自信、達成感、怒り、ボランティア、などなど様々なことについて意見を交わした。

最後に、今やってる仕事楽しい?と聞かれて、楽しい、と即答。そう。子どもがいなければ、医療の問題に関わることはなかった。
子どもが私に使命をプレゼントしてくれたんだな、と改めて。

医療や医学の中身を伝えているわけではもちろんなくて、医療というものの特有さや社会資源であること、医療そのものの社会での立ち位置、そんなことを伝えている話をした。

実際の会議の話もたくさん。

半年に一度くらいかな。じっくりがっつり話す時間。

やはり地方へ行く可能性が高いことも確認、3人息子と過ごせる最後の時間であることも改めて感じた。

学校は、希望していたのは都立だったけれど、息子としては落ちて入った学校。こんなに良いとは、と言ってくれたのも、嬉しかったな。特にコロナのことがあって、本当にこっちへ来てよかった、と。

よかった。

息子からは学校の話は少しで、昔やいま、日本や海外の政治の話が一番多かった。

いろんな考えを聞いて、納得したり、感心したり。

もう飛び立つ日は近い。思いっきり翼を広げて、飛び立ってねー

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