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スクラムマスターの社外交換留学というアイデア

こんにちは。天野です。

5月はゴールデンウィークの後はスクラムフェス新潟、スクフェスオーガナイザリトリート、日帰り東京出張などがあり、あっという間に過ぎ去ってしまいました。気づくと出張でスケジュールを埋めてしまいがちなので、あまり詰め込み過ぎないよう意識したいと思います。余白だいじに。

最近は「スクラムマスターの社外交換留学」というアイデアについて考えていました。スクラムマスターとして成長する上でどんな効果があるのか、この活動からどんなインパクトが生まれるのか、など考えたことをまとめます。

自社環境を相対化して認識できるようになる

このアイデアは最初同僚から「交換留学ってどうですかね?」と聞かれ、その時は反射的に「スクラムマスターの成長にすごく良さそう」と思いました。

その理由は、他社の現場を経験することで、組織共通の部分とそうでない部分を認識できるようになるからです。単一の現場経験しかないと、自分の今の組織・チームでのやり方しか知らないため、無意識に「スプリントプランニングはこういうものだ」のような枠にはまってしまいます。

他社の現場に行くと、良くも悪くも強制的に他のやり方(実装方法)を経験することになり、一気に自社環境を相対化して認識できるようになります。そうすると、価値観・原則には従いつつもやり方は別のものを選択できるようになり、スクラムマスターとしての引き出しが増えることになります。

スクラムマスターとして成長するには、複数の組織文脈でスクラムを実践する経験が不可欠ですが、キャリア支援のためには転職や複業を提案するしかないのか、という自分のマネージャーとしての悩みにもうまく答えられる施策になると思いました。

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ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。