スクラムマスターを採用したくなってきた
こんにちは。天野です。
自分の働いている会社では12月が期末になり、最近は自分の活動も振り返りながら、評価やフィードバックについて検討したり、来期に向けてスクラムマスター職能をどうしていくか考えています。
スクラムマスターを職能化してから、一貫して採用はしないという姿勢を維持し続けていました。理由は先日こちらに書いた通りです。
最近はまた状況が変わり、採用を検討した方が良いだろうかと思う機会が増えてきました。今日は、採用を取り巻く状況の変化と、採用に向けて解決すべき問題を整理してみたいと思います。
スクラムマスターを始める環境整備が進んだ
自社環境としては、この1〜2年でスクラムマスターとして活動を始めることに対してはだいぶ環境が整ってきました。開発チーム作成ガイドを作ったり、給与レンジを定義したり、職能として1on1やコミュニティを運営したりして、興味を持ったメンバーはスクラムマスターの活動に関われるようになってきました。
個人的に意外と大きいなと感じているのが、給与レンジを定義したことです。当初はスクラムマスターにキャリアチェンジすることで給料が下がらないようにしたいと思ってレンジを設定しました。実際に運用してみると、成長に向けたコミュニケーションの土台としてとても使いやすいです。金額とあわせて目指すレベル感をすりあわせ、成長に向けてどのような活動をすると良いか定期的に話してます。
スクラムマスター職能に限りませんが、各エンジニア職能で採用競争力のある金額で給与レンジを設定したことで、自社環境が採用に対して前向きな空気になっているように感じます。
ここから先は
1,547字
この記事のみ
¥
250
ありがとうございます。書籍代に使ったり、僕の周りの人が少し幸せになる使い道を考えたいと思います。