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AI(人口知能)は漫画を描ける?

漫画作りは創造的な作業。AIにも可能か。

AIによって人間の仕事が奪われる。そんなことを耳にするようになった。

ただ、しょせんAIは機械なのだから、単純作業や計算はできても創造的なことに関しては人間には敵わないのではと考える。

だってそこすら奪われたら、我々人間はどんな仕事をしていけばいいのだろうか?

不安を抱きつつ、調べてみた。

AIが漫画制作のお手伝いをしてくれるツールを使ってみた

「漫画作成 AI」でググると、”コマ割り”できるツールが出てくる。

今一次創作のネームをしているので、試しに2ページ分のネームで試してみる。

台詞としてはこう。

「赤のリボンを買ってきてちょうだい」

「赤のリボンですか
サイズは・・・」

「赤だったらなんでもいいわ」

「差支えなければ何に使うか
教えていただけますか?」

「ちっ」

「テディベアの首に結ぶのよ」

「(舌打ちされた・・・)あ、承知いたしました。」

「太いリボンかしら
細いリボンかしら・・・
聞きたかった」

「でもあれ以上聞くと
奥様の機嫌を本格的に損ねてしまいそうだったし」

「どちらも買っていきましょう
きっとそれが正解よ」

「アメリア 話をちゃんと聞いていた?

私は青のリボンを買ってくるよう言ったのよ」

「え?」

「え、赤とおっしゃってましたよね?」

「何を言っているの、
もういいわ
ステラに行かせるから」

「???」

出来上がったのが以下です。

流石にこのまま使うわけにはいかないので、調整が必要です。

最初から自分でコマ割りしたほうがいいと判断するか、それともいったんAIに任せてそこから手直ししていくか。

きっと正解はないのだろうと思います。

AIで手塚治虫の新作を作るプロジェクト「TEZUKA2020」

AI技術を使って描かれた漫画、「ぱいどん」が2020年2月27日発売の講談社のモーニングに掲載されたとのこと。

手塚治虫の新作をAI技術と人で作るといったプロジェクトでできた作品。

当時は売り切れが続出したらしい。

もちろん、AIに丸投げしてできた作品ではなく、演出、技術面の調整、設定については人間が関わっているとのこと。

結論、AI(人口知能)”だけ”では漫画を描けないが、助けにはなる

AIは、そこそこの形のそこそこのクオリティの漫画の”素材”を生み出すことができるのだと感じました。

そこから人の手を加えてクオリティを上げていく、という作業は必須な気がします。

やはり人間が不要になることはなさそうですね。

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