2歳娘の安全基地になれていると感じて、育児中で一番嬉しかった話
3年前、娘が誕生しました。
妻の退院後、家族3人での生活がスタート。
翌日から完全ミルク育児に切り替え、夜泣きやミルク対応はすべて担当。翌月から育休を取得し、家事や犬の世話もフル稼働。不器用ながらも全力で頑張ってきました(現在進行形)。
そんな中、一番嬉しかった出来事が、「自分が娘の安全基地になれている」と感じた瞬間でした。
初めて「パパ」と呼んでくれた日。初めて歩いた日。どれも嬉しい出来事でしたが、それは純粋に「娘の成長」を喜ぶ気持ちからでした。
それ以上に嬉しかったのは、娘が2歳の時。
二人でお風呂に入った時のこと。
さっきまで楽しそうにしていた娘が、急に神妙な顔つきになり、こう言いました。
「xx(自分の名前)な、自分で決めてへんねん」
(すでに関西弁笑)
ハッとしました。2歳になって、自我や好奇心がどんどん膨らみ、親の思い通りにならなくなり、気がつけば「ダメ、ダメ」と言ってしまうことが増えていました。娘が「自分で決めている」感覚が減っていたのです。
この言葉が嬉しかったのは、もし自分が感情的になって叱ってばかりいたら、娘は自分の機嫌を取ろうとして、何も言ってくれなかっただろうと思ったからです。
危険なこと以外は感情的にならないよう意識し、娘にとって自分が「安全基地」であること、帰ってくることができる場所になることを目指している自分にとって、「自分で決めてへんねん」とパパに言ってくれたことが、娘が自分を信頼している証だと感じました。
同時に、あれこれ「ダメ」と言ってしまっている自分に気づかされ、罪悪感もありました。。
その後、すぐに妻と相談し、「ダメ」ではなく理由を伝えて「こうしたらどうかな?パパはこっちの方がええと思う!」と提案したり、選択肢を与えるように心がけることにしました。
もしかしたら、自分がこう感じているのは、ちっぽけなプライドかもしれません。娘もそんなつもりではなかったかもしれません。
それでも、娘が自分を信頼していると感じた瞬間は、育児をしていて一番嬉しい瞬間でした。
同時に、そう言ってくれたことが嬉しい自分に気づいて、「ああ、自分って必要とされることが嬉しいんだな」と感じました。
育児って、自分を見つめ直す機会が本当に多いですね。パパも嬉しさで爆裂成長中(?)なので、娘と一緒に成長していきたいと思います。
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