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ドラマ『恋の時価総額』には、あんな田中圭やこんな田中圭がぎっしりと詰まっていた

恋の時価総額をはじめてみた衝撃をいまだ忘れられない。

それは田中圭さんの魅力にどっぷりハマり、過去作品をあさっていた時だった。

あまりにシュールな世界観。

『やっぱり猫が好き』が大好きで、もたいまさこさん似の母と小林聡美さん似の姉に嫉妬して「なぜ私は室井滋に似ていないのだ」と悲しんだ少女時代(どんな子供だ・・・)を一気に思い出させてくれた。


『やっぱり猫が好き』は恩田家の三姉妹(もたいまさこ・室井滋・小林聡美)がマンシンの一室で繰り広げる日常を描くシチュエーション・コメディである。メイン作家は三谷幸喜さんで、とにかくシュールな世界観が広がっている。



ベランダのシーンをみながらも『やっぱり猫が好き』を思い出していた。


ちなみに私が好きなエピソードはこのDVDに収録されている

●第38話「ホクロ」91/9/7放送
ホクロといえば・・・田中圭さんですよね。

beauty markが特徴的な田中圭さんですよね(無理やり関連付け!!)

あらすじ
鏡を覗いていたきみえは、鼻の下にホクロがあることに気づいてビックリ。かや乃たちに確かめると、昔からあるホクロで、小さい頃のあだ名は“鼻クソちゃん”だといわれる。納得できないきみえは、幼なじみとBFに電話するが、二人ともホクロは前からあると証言。きみえがボケているのか、それとも…?


ちょっぴりだけネタバレだけど・・・

実はホクロはかや乃たちが落としたインクでその事実を隠すためにずっときみえをだまし続ける二人が面白くてバカバカしくて、思い出しただけで笑えちゃう。

同僚にあらすじを話そうとして思い出し笑いが止まらなくなって・・・ドン引きさせた前科あり。



この世界観、田中圭さんの出演ドラマでいうと『徒歩7分』にも通ずるところがあるような気がする。

1話丸ごと殆どトイレの中とか・・・あの作品もすごいよね。


徒歩七分スタッフブログ

「住めば都って言いますよね、なんか、そういう感じがしてきたっていうか」
「ああ、トイレが」
「なんか、一生このままでもいいかなって」
「あ、、、よかった」
「よかった?」

このセリフ笑っちゃったな。



さて・・・

こいつ全然恋の時価総額と関係ない話してるなと思ったあなた!!

関係なくないのよ!!

実はこの『恋の時価総額』と『やっぱり猫が好き』には大きな共通点が!!


メイキングにも時折映り込むこのダンディーなお方、 波多野健さんは

『やっぱり猫が好き』のプロデューサーだったお方なのです。


この事実を知った時「やっぱりね」と思うと同時に「ナイスミドル!!」とつぶやいてしまいましたよ。

(芸人交換日記の舞台裏を思い出したあなたは…田中圭通です)



波多野さん、少女時代にお世話になりました。

おかげで不思議な世界観をもったおばちゃんになりました。



それではそろそろ本題へ。


恋の時価総額


浮気が原因で妻と離婚したテレビ局勤務の涼介は、高校時代の同級生で、現在はデートレーダーをしているユキトの家へと転がり込む。
彼らの隣の部屋にはノリコという意識高い系のOLが住んでおり、ユキトは一方的に彼女へ恋心を寄せ続けている。
しかし、ノリコは涼介に一目惚れ、そんな涼介はというと‥‥ノリコとルームシェアすることとなった彼女の後輩の愛莉に惹かれるのだった。
恋と株の四角い関係・・・。奇妙なお隣さん4人の生活がここから始まる。


こちらの記事によりますと


田中「おっぱい好きでチャラいTV局のドラマプロデューサー役」

木南「意識が高い系の女子で、SNSに自撮りばっかり載せていて酒乱です(笑)」

浪岡「真面目で株のことしか考えていないオタクな感じです」

中村が「男性をお金としか見ていなくて、ご飯を御馳走してもらおうとするようなイマドキ女子」

もう設定からして面白い。



ちなみに・・・意識高い系の辰巳ノリコのインスタも未だ健在!!



意識高い系のノリコ可愛かったな。




相関図



このドラマ、設定や脚本が面白いだけではなく、田中圭さんの色んな表情が見られる最高の作品なのです!!!




はい!!表情豊か!!!

巻き込まれたり、怒ったり、笑ったり、鼻の下伸ばしたり、肌色みせてくれたり・・・とにかく凄いの!!!



そしてオープニングも最高なのよね。

白シャツ姿が素敵なんだけど・・・

アシンメトリーな目をこれでもかと堪能できるカット割。

木南ちゃんとのツーショットの右目圭。

静香ちゃんとのツーショットの左目圭。

全然違う魅力があって・・・キュンキュンする程格好いい!!

残念ながらみれないという方へ

オープニングで映るのはこちらの写真です。

リズミカルなサウンドとともに田中圭さんの鼻のあたりから二分割されるんです。

人差し指で左顔面を隠してみてその後右顔面を隠してみると・・・

ね・・・どっちもキュンキュンするよね。

人差し指はこういう時に使うのよね。




お気づきですか?まだ本編始まっていませんよ。

メイキングの話まで書くつもりなのですが・・・

ちょっと急ぎ足でいきましょう。



ワンシチュエーションドラマという事で、殆どのシーンがユキトの部屋とノリコの部屋、そしてこの廊下で繰り広げられる。



あらすじ一覧



ノリコの酒癖の悪さに振り回される1話、愛莉ちゃんのサングラスを壊してしまった涼介が姑息な手を使いまくる2話・・・

全10話どれも大好きなんだけどその中から特に好きなエピソードを公式さんの神写真とともに振り返っていきたい。

公式さん。

スカパーを見れない人たちのために一生懸命写真を載せてくれていてすごく優しいの。


3話


ユキトの家で酔っぱらい、出禁をくらったノリコ



もう2人に合わす顔がない・・・と落ち込むが大切な手帳がない事に気づく。

手帳を探すために、昨晩のノリコの醜態を再現していく4人。



その夜にはこんなことや


こんなことや


とにかく色んな事がありましたが、無事手帳はみつかりました。



そしてユキトの家のティッシュはダブルでした。




すみません・・・わたくし全然うまく実況できませんでした。


3話ではノリコの泥酔エピソードが最高に面白くって・・・

メッチャ怒ってるのにちゃんと付き合う涼介くんが本当に優しい。



この作品のいいところって出ている人たちは凄く個性的で、喧嘩もするけど結果みんな思いやりがあって優しいところだと思う。


涼介くんの優しさを感じたのはこの7話

この子メッチャ生意気で涼介に酷いことばっかりするんだけど、子どもにもちゃんと目線を合わせて対峙する涼介くんは凄いなと思った。


余談だけど・・・この作品で一番わらったのは

この7話のあるシーンだった。

涼介がプロデューサーを務めるドラマのお母さん役に抜擢された愛莉ちゃん。

ノリコとの本読み練習のところ・・・

「ママ〜の言うこと〜が聞けないのかしら〜
そうだ!京都へ行こう!」

まさかの日本人じゃない設定!! 

演技が下手だからって・・・それを大真面目にやっちゃう愛莉ちゃんも最高。


本当に4人みんながちょっとズレていて愛おしい。



涼介くんノリコにめっちゃ冷たいんだけど・・・



何だかんだ色々手伝っちゃって


巻き込まれちゃって



ユキトは変だけど



ノリコの事大好きで友達思いで


ノリコは酒癖は悪いけれど


涼介のこと大好きで甲斐甲斐しい



愛莉ちゃんはちょっとおバカだけど一生懸命で



とにかくみんなが愛おしい。そんなドラマでした。




ちなみに台風の中、デリバリーのピザを頼むことに殆どの時間を費やした5話も最高だった。



デリバリーの相談中、上の階から聞こえる音が気になる4人

この上目遣い可愛いよね。


「俺が文句言ってくる」と息巻いて家を出た涼介、扉から出てきたのは・・・

この背中の丸さ・・・可愛いよね。


仲良くデリバリープランを考えていると思いきや



どうしても自分が主導権を握りたいユキトと、それが気に食わない涼介の熱い戦いが繰り広げられる



ちょっとだけ実況上手になりました?

のびしろしかないわ。




シュールなこの作品ですが・・・ラブ要素もありますよ。


ラブ要素??

このシーンも最高



鼻の下の伸ばしがちな涼介



でもやっぱり可愛い涼介、いやキャンドル涼



このベランダのシーンの百面相すごかったよね。

最後めっちゃ変顔になっちゃってるし。



ここでの百面相も

ナレーションと顔芸のミックスが・・・さすが田中圭




そんなこんなで本編はどれも捧腹絶倒の神エピソードがいっぱいなこの作品(長い前置きのわりにまとめ方雑)


なんと・・・女神様に特典映像見せてもらいました!!

ずっと見たかったんだよ・・・本当にありがとう。



ここからは特典映像のお話




特典映像はメイキングのみ

本読みシーンや稽古場でのリハーサルなどドラマが出来る過程が垣間見える好きなタイプのメイキングだ。

本読みでは髪の毛がピンピン跳ねて、お顔もポヤポヤで、脇汗を気にする圭さんの姿。

東京大学物語や図書館戦争で共演している波岡くんとは気心の知れた中と言う感じ。

しょっちゅう二人でボソボソ喋っている。


リハーサルでは、変顔でオーバーな演技をして、自分で笑ってしまう圭さんを波岡くんが突っ込んでいてほのぼの。



波岡くんのブログ

圭さんのこの口好き。



波岡くんの台詞量すごかったよね

クランクアップのインタビューでも「余裕でした。全部覚えました」って格好よかった。


波岡くんと圭さんの最新共演作はこちら

久々に一緒のシーンをみれて嬉しかった。





卓球シーンのリハーサルではラケットの持ち方を指導されて「ペコちゃんスタイルがいい」とピンポン好きな圭さんの発言も。



ボールの音を流しながらのリハーサル。

台詞を言うと音が聞こえないといいつつ、ハードにエア卓球をするお二人。

メイキングでは女の子二人の卓球シーンもあったけれど、なかなか難しいようで、メンズお二人凄いなって中村静香ちゃんが関心していた。


このシーンのエア卓球面白かったな



初日のリハーサル後「リハでこんなに疲れるなんて・・・頭ウニ」と帰っていく圭さん。青いパーカー姿が可愛い。


こんな感じ?もっと鮮やかな青だった。

あくまでもイメージです。





波岡くんが一生懸命台本を読んでいる時、圭さんは、稲中卓球部を熟読していたりとなかなかリラックス。




翔太くんを思い出しちゃったよ




舞台を彷彿とさせる4分以上の長回しのシーンもメイキングに収められていた。

圭さんの出しちゃったNGシーンは、木南ちゃんが食べようとしたチョコを取り上げようとして、勢い余って木南ちゃんの歯に手を刺しちゃうところ。

咄嗟に木南ちゃんの顔を抱きしめるあたりがキュンです。真っ赤な顔の圭さん…可愛かった。


私調べですが、このドラマの撮影は2015年10月。

なんと・・・5時9時の清宮さんと同時に縫っていたんですね


清宮さんはこちら


ふり幅よ・・・田中圭すごい。



クランクアップ

メイキングではクランクアップのスピーチは収録されていなかった





クランクアップのあとのインタビューでは

ポヤポヤとした美しいお顔で珍しく真面目に語る圭さんの姿。


オールアップの後スタッフの方とみんなで乾杯する姿もメイキングにおさめられていた。

この時の圭さんの、はだけた首元が色っぽいなと思っていたら、最後の集合写真を公式さんがあげてくれていた。

パックリ開いた首元がセクシーだよね。



恋の時価総額

特典映像の長はそれほどではなくボリュームは少なめではあったけれど、大好きな作品の裏側が見られて大満足でした。

Netflixの配信も終わり、DVDも今や高額でしか買えないこの作品・・・

再販や、地上波放送をぜひご検討いただきたい。


DVD販売してくれる会社があるのなら、株買います!!!



寄り道した割にフワフワしたこのnote最後までみてくださった方へ


私がただいま絶賛作成中の田中圭年表の一部をお見せします。

手作り感満載かつ、めっちゃ字が雑というお恥ずかしいものですが、きっと誤字脱字もあるんだけど(圭さんが働きすぎて書くの本当に疲れちゃったのよ)

画像1


2015年の9月から11月でこれだけの供給・・・田中圭恐るべし。

役が途切れない俳優田中圭のこれからも本当に楽しみです。

いつか続編も期待したい!



ずっと見たかったこの作品のDVDを貸してくれた女神様へ感謝の思いを込めて・・・


雨音


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