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時の移ろい 季節の行事  

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地域の伝統行事や厚洋さんと一緒にやった季節の行事。 そして、移ろっていく美しい自然、愛しい人の愛した我が家の花達の代わりに語りたい
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2020年11月の記事一覧

参詣 参拝 それは誓い!

参詣 参拝 それは誓い!

 厚洋さんが逝って800日。三回忌の日から、小さなお仏壇に向かって般若心経をあげるようになった。
 ついでと言ったら叱られるが、光明真言も唱える。信仰心というよりも、唱えたら、不思議な気持ちになる。陰陽師にでもなったように、厚洋さんと共に過ごせる気がするからだ。
 光明真言(こうみょうしんごん)は、正式名称は不空大灌頂光真言(ふくうだいかんぢょうこうしんごん)という密教の真言だそうだ。
 真愛の母

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年の暮れ

年の暮れ

kIES(君津国際交流協会)の季節の紹介ボードを作った。8月から始めた活動だ。
 真愛は、文化交流委員会に入っている。昨年は「古民家で日本文化を体験しよう」を合言葉にイベントを進めたのだが、台風直撃で古民家が使えなくなり、コミュニティセンターで開催。地域の「祭り寿司」を食べながらお琴を聞いたり、台湾から来ている方に話を聞いたり楽しんだ。

 今年は、このコロナ禍。人と集まって日本文化について知って

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119番の日 救急車・消防車

119番の日 救急車・消防車

「11月9日が119番の日です。」と言われたのは、厚洋さんの満望忌9月9日だった。
 厚洋さんが亡くなる前後に、我が家は何回も救急車の要請をしている。緊急夜間病院を紹介してもらった事も含めれば、8回程になるだろう。
 9月7日にも「ムカデに噛まれて」緊急夜間病院を紹介してもらった。大変ご迷惑をおかけしたので、真愛の大好きなお煎餅を持ってお礼に伺ったのだ。
「お世話になりました。ちょうど9月9日。救

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木枯らし

木枯らし

 今日、木枯らし1号が吹いた。東京で1号を観測したのは、30年ぶりだったそうだ。「木枯らし」って言う言葉が持つイメージが悲しい 
 同じ空気の移動の風なのに、なぜ悲しいのだろう。
 そこで風について調べてみたら,風の名前だけで250語近くザッと並んで出て来た。
「裾風」や「袖風」の様に、何かが動いた時に起こる風の名前もあった。何やら着物に焚き込められた香りが仄かに漂い、麗しい方の近くで起こりそうな

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