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年の暮れ

kIES(君津国際交流協会)の季節の紹介ボードを作った。8月から始めた活動だ。
 真愛は、文化交流委員会に入っている。昨年は「古民家で日本文化を体験しよう」を合言葉にイベントを進めたのだが、台風直撃で古民家が使えなくなり、コミュニティセンターで開催。地域の「祭り寿司」を食べながらお琴を聞いたり、台湾から来ている方に話を聞いたり楽しんだ。

 今年は、このコロナ禍。人と集まって日本文化について知ってもらう事ができなくなった。そこで、「今私に出来ること」を考えたところ、季節ごとの日本文化について、模造紙半分程度の大きさにタペストリーぽく掲示物を作ることを思いついた。
 第一作が、「日本の夏」
 房州団扇を中心に夏に対する考え方を紹介した。

 日本語・英語・ベトナム語・中国語で紹介。自己満足の作品だった。
 次は9月。
 9月は月が美しい。日本人は、月を愛でる。夜を楽しむ。「夜桜・夜雨・月見」月見も十五夜・十三夜・立ち待ちの月・居待ちの月・寝待の月・三日月・上弦の月…。自分自身が再度学んだ。そして、故郷の「団子釣り」の風習も紹介できた。闇についても独特な感じ方を持っている。

 日本語と英語だけになってしまった。
 お月見が終わると、「次はどうしよう。」と悩んだ。学校の頃の掲示板は、10月はハロウィンだった。日本文化になりつつあるが、古典的ではない。そこで、「七五三」について紹介した。孫もちょうど三つのお宮参りだった。
 日本人は、子供が成長するために何度も神様・仏様にお願いする。仕方がない時代だったのだ。栄養も摂れず、医療状態も悪かった上に、沢山のウィルスがウヨウヨいたのだ。
 今だって、コロナ禍で大変なのだ。子どもたちは小さい頃から、沢山のワクチンを接種している。

当然、「七五三」が終わると掲示物は変えなければならない。我が家は、クリスマスツリーになったのだが、それでは「和の文化」の紹介にならない。
 そこで考えたのが、「年の暮れ」である。お酉様で買えばいいのだが、何時もの神社に「酉の市」が立たなかった。厚洋さんを迎えに行った帰り、「酉の市」によって小さな熊手を買った。二人で夜出歩ける楽しさが嬉しかったのを思い出した。
「酉の市」に行ってからは、「暮」の支度が忙しくなる。土手の掃除・畑の準備・窓掃除・溝掃除・落ち葉掃き・門松用の植木の手入れ・鏡持ち・お節料理…。
 毎日くりくりなんかの仕事をしている真愛を厚洋さんは「無理するなよ。」って言う言いながら、お昼にカレーうどんを作ってくれた。
「そうだ。自分で熊手を作ろう」と思い立った。

 みんな家にあるもの。宝くじの大当たりを願って作ったので、熊手に比べて「小判」が大き過ぎた。厚洋さんに買ってもらった招き猫もつけることにした。

 我ながらよく出来たと思う。
 国際交流協会の入り口に飾って来たが、写真を撮るのを忘れた。明日とって来てから、英語版でnoteに公開するつもりだ。
   ー乞うご期待」

Year end
   it's soon new year.
I buy a "kumade" at Tori no ichi.
And I feel like New Year is close.
Many Japanese wish happiness at temples and shrines.
Tori no ichi is a festival held in November.
Prosperous business.
Victory proyer.
Family safety
There are many fires in the year until "San no tori"

prepare for new year
New Year is a festival to welcome the Toshigamisama,
New Year's Day.
People will clean up the year's dirty.
I still do a lot of places to clean.
Now it's called "Oosoji ''
New Year's decoration
Kadomatsu
Kagami-mochi
I cook 'Oshechiryori' (seasonal food).
When everything is over, I hear the "Joya no kane."
Then, they eat 'Toshikoshi soba.'

と、書いて来ました。ベトナム語も書いたけど正しいかどうかは分からない。

毎月。おばあさんの脳トレになってる感じがする。笑笑。

ありがとうございます。 愛しい亡き夫厚洋さんに育てられた妻「真愛」として、読み手が安らぐものが書ける様頑張ります