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はじめの一歩 フランスに住む予定は無いけどDALFを取ることを決めた理由

C1を受けることを心に決めました。どうやって攻略するか、おいおいギリギリでB2受かったんだからあと2ヶ月なんて難しいだろ、と不安に押し潰されること数日を経て、受けることにしました。

2023年11月に無理やり受験する理由

固い理由と、柔らかい理由があると思っています。

固い理由


2024年8月以降に行われる全国通訳案内士の試験に合格することを決めたからです。DALFは1年に2回試験を受けるチャンスがありながら先延ばしせずにします。2024年6月の試験に持ち越すと本当に大変になりそうなので、立て続けに受けることを決めました。
また、2025年の大阪万博で仕事を取ってくる、という目標を掲げました。将来的には、現在修行中の保険業と通訳業を両方できるハイブリッドを目指します。
ということでこの2つが数年先の私の夢であります。逆算していくとこんな感じになります。

・2025年10月〜日・英・仏語で京都に貢献するという活動の始まり。

・2025年4月〜10月 大阪万博にて訳案内士として活躍する。

・2025年2月   月初、通訳案内士に合格。
・2024年8〜12月 通訳案内士一連の資格をこなす。
・2024年6月まで TOEIC900点(通訳案内士通過の要件)

と、なっていくと悠長に2024年6月に受けようと思っていたら英語との戦いにて、「英語とフランス語、どっちが大事なの」みたいになってしまうのです。(英語=仕事、フランス語=私)。なので、線を引いて、この月はこれに頑張ることというように決めています。ここに京都市通訳案内研修も入りそうなので怖いですが。

柔らかい理由

一番は、先にも述べたように「3ヶ国語と金融の知識を使って、京都に貢献する。」という信条があります。もっと大きく言えば、京都が日本になります。

こう思ったのは、今の会社に住み始めたときで、いつか「片手間」でガイドをやってみたいなという妄想からでした。しかし、いろんな人のアドバイスを伺いながらも実際に何も動かずにいました。やはり、フルタイムで働いて、土日はゆっくりしたいというのが人間の本音なんでしょう。ただただInstagramを眺めるOLでした。その時所属している大手金融機関でのお仕事もミスを立て続けに起こしてしまい、上司に毎日怒られる生活で表面的には京都生活を楽しみながら、かなり心が疲弊していたのです。
そんな中、無理矢理な人事が発令されます。東京へ戻って勉強しなおしてこい、というものでした。発令から翌月にはもう東京へ引っ越しというものでした。ここで「はい」というのが日本の会社ですが、京都に1年過ごした中であまりにもその観光地として未だに溢れ出てくるポテンシャルや、外国語を喋る人材が求められている状況を目の当たりにし、ここを去りたくないという気持ちが一番強くなりました。そして、会社に縋って生きるということは、守られながら本当に自分のやりたいことができないという実態に薄々気づき始めたのです。そこで退職をし、仕事の関連でお世話になった人に声をかけていただき今のお仕事があります。

もう一つは、今までの中途半端なフランス語に終わりを告げるという理由です。たった1年、しかも10年前の留学経験を全面に出し、しかし日本の会社員として日本社会に守られながら生きてきましたが、フランス語が好きなだけでレベルが上がるような真剣な勉強をしてこなかったのです。今までフランス語に達者なたくさんの人を見てきて、結局「私よりもいい大学に行って、頭がいいからできるんだ」とも嫉妬に思っていたぐらいです。
当然ですが、言語のレベルの高さと学歴というのは直接関係しません。統計を取ったら傾向は見えてくるのかもしれませんが、学習者の習慣・継続・自己表現が現れるものです。こういった自分の歪みを直し、堂々とハイレベルな言語の資格をとったことを私の残りの人生に残したい…。そんな思いがあります。そして、19歳の時に唐突にフランス語を勉強した自分に、続けてればC1取れるようになるのよと見せつけたい。(過去の自分に見せつけたいという思いは些か変わっておりますが笑)

そして、フランス語話者から信頼を持っていただける力をつけたい、というものです。B2というのはある程度は話せるし、書類も読める。ガイドもなく、観光ではない、帰ってきたようなフランス旅行を楽しめるようなレベルです。でも、信頼をしてもらえるかというと限界がある。これから仕事をもらおうとしているのであれば、C1のレベル、ネイティブと対等にわかりあうレベルが必要です。そうでもしなければ、万博で仕事を取ってくるなんてことできません。

そして、言語の果たす表現の役割というのを、全うするというのがあります。それは、外に出ることと、外に発信するということです。なんのこっちゃと思いますが、持論があるので記録として残しておきたいと思います。言語学習の「機能」は大きく分けて2つあると私は思っています。それが上記のこと。外に出るというのは、海外旅行や留学など、自分の国を出て違う土地を踏む、関わる、自国から離れるためのものと思っています。
もう一つは、自国のことを発信するということです。自国には素晴らしい文化や習慣、他の人が驚くようなことがあるが、それは自国の言語だけで作られた文化であり、自国の言語をわかる人間にしか深くは理解されません。しかし、そこに外国語の訳や説明を加えると、世界のものになるのです。私は、その発信を大事にしたい。そうでなければ、我々の文化習慣は内側だけで消費されるものであり、その素晴らしさは共有されない。

ということで、決意表明でございます。
勉強中、弱気になったら帰ってこよう。。。


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