父の呪縛から自らを解放せよ(1)
こんにちは、ロトです!
今思春期真っ盛りの息子2人の子育てに、妻とともに頭を悩ませています。
言うことは聞かないのはもちろん、気まぐれ不登校、部活や塾や歯医者のドタキャン、スマホに夢中、取っ組み合いの結果等々、毎日戦争です。
これまで私は、父の教育方針にわりと影響されてきた気がします。
これが父の教育理念です。
1. 父の状況
父は10人近い兄弟の長男でしたが、祖父が病弱で働けない環境にいました。
家族を養うべく日中は仕事をし、夜間は定時制高校に通っていました。
成績良好で「大学を受けないか」と言われたらしいのですが、家計を鑑みて諦め、それ以来ずっと仕事をしてきたというわけです。
そのような経験あればこそ、上記のような教育理念が出てきたと思います。
我々息子たちはそれに反発し勉強し、それなりの大学・大学院を出て職を得て今に至っています。
(案の定、大学卒業後、私が大学院に進学すると言いだしたときは、めちゃくちゃ反対されました)
2. 父となった私の過ち
問題は、親となった今、父の教育理念を息子たちにも適用したことで起きました。
私と息子たちは血はつながっているとは言え別人格。
(反発するという意味で)私に合っていた父の教育理念が、私の息子たちにも合うとは限らないのです。
しかし、それをあまり考えずに適用してしまっていました。
息子たちの態度に立腹した時、何度も父の教育理念を自分のものとして言い放ったのですが、まるで効果がありませんでした。
そりゃそうです。私は父のように「勉強したかったけれど勉強できなかった」という経験を欠いていたからです。要するに説得力がない。
それでもおめでたい私は、「こう言えば勉強もするだろう」という淡い期待のもと、父の教育理念を自分の教育理念のように実践してきたわけです。
3. 父の呪縛〜「普通」であれ
最近よく私のブログに登場する坂口恭平さんですが、「自己否定をやめるための100日間」というXのスペースで、「自己否定(罵倒)してきた存在に気づく」というのがありました。
私の場合、振り返ってみるとそれは父でした。
そう、父は「普通」であることを強要してきたのです。
私はその父を心に内面化し、やりたいことをしようとするたびに「普通ではないことはするな」と自己否定を続けてきたのでした。
(「やりたいけど、○○なのでできない」という言い訳として現れてきました)
それが常態化すると、もう自分が何をやりたいのか分からなくなっていきました。
さて、こうして私の心の中で自己否定(罵倒)してきた父に対し、どのように対処すればいいのでしょうか。
坂口恭平さんは、そのあたりも丁寧に解きほぐしてくださっているので、この続きはまた。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
X(@altrstcs)もよろしくです!
ロト
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