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チョコレート・マジック

チョコレートといえば、バレンタイン

バレンタインといえば、チョコレート

この”バレンタイン”と”チョコレート”というワードはとても密接な関係だ。
特に、それはこの国、日本において。

昔は、「今年のバレンタイン誰にあげよう」等とよく悩んだ時期もあったし、
あげたい人がいないなんて凹む年もあったし、
本命チョコをあげて、結局どうなったかよく覚えてない自分がいる。笑

当時の緊張やここ数年の目まぐるしい忙しさで記憶が吹っ飛んだのかもしれない。

嫌な思い出ほど覚えているというけれど、自分の中では、そんなことはなく
恥ずかしい記憶は都合よく忘却し、塗り替えられてしまったのかもしれない。

青春時代のほろ苦い思い出をなんとも無かったことにし、
毎年、この日を人並み以上に楽しみにしているワタシの記憶忘却力は
苦過ぎるカカオ82%のチョコレートを無理矢理ミルクで流し込むのに少しだけ
似ている気がする。

ワタシは多分、ときめく愛の告白とかよりも
あのワクワクした空間とチョコレートが好きなんだと思う

ショーケースに並べられた、たくさんの種類のチョコレート。
全部きらきらしているように見えて。それらを眺めているとワクワクしてくる。

どんな味がするのか、もしもこの箱の中の54個のチョコレートを自分ひとりで
全部食べることができたら、どれだけ幸せだろうか。

自分の好きな見た目のチョコレート。素朴な見た目と相反する甘くて華やかな味、
想像を超えてくる面白いチョコレートは一体この中のどれだろうか。

本当にチョコを眺めて選んでいる時間が好き。ヒトに選ぶチョコも好きだけど、
自分に選ぶチョコは格別に楽しい。

個人的に、オランジェットや中にウイスキーが入ったトリュフ、
ラズベリーやカシスの味がするチョコレートが好きで、
毎年、どれかしらは絶対に自分の為に購入している。

ヒトに勧められて買ったチョコレート、
初めて買うブランドのチョコレート、来年は絶対買うぞと意気込む
例年完売のチョコレート。

もらえない、あげる人がいないと嘆きたくなったら
是非、自分で買うチョコレートの楽しさを知ってほしいな、と思う。

バレンタインはそもそも、海外の風習で愛や感謝を伝える日。
海外の風習に倣えば、男性から女性へ愛を伝えるのが一般的だけれど
正直、人がチョコレートを買う理由はなんだっていいと思っている。
1年で美味しいチョコが最も手に入りやすいシーズン。

それがワタシにとってのバレンタインなのです。

学生の頃はよく、バレンタインの催事場でアルバイトをしていた。
むしろ、それがワタシのバレンタイン好きを加速させたと言っても過言ではない。

売り場に立てば、チョコレートやお菓子を買い求める人が沢山。
チョコレートの香りに包まれながら、

貰えないなら、自分で買えばいいじゃない(エリ●ベス女王風)

チョコレートマジックにかけられて。
今年はどんな幸せな物語が始まっていくのかな。

noteがバレンタインの幸せで溢れたらいいなと思う。

ハッピーバレンタイン、愛を君に。



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