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オランダ・フランス旅行記2024①

「コロナが終息したら、円安が落ち着いたら、なんて言ってたら一生海外行けないじゃん!」と奮起して、昨年末思い切って航空券を取った。行き先は友達が住んでいるオランダと、その友達とずっと行ってみたい所があったフランス。春頃から友達と相談しつつスケジューリングしていたら、あっという間に出発の日がやってきた。

行きはロンドン乗り換えのJAL深夜便。コロナ前に新婚旅行でロンドンを訪れた時にも利用した便で、時間帯的に機内食が1回しか無いという理由でなんとエコノミーでもJALのサクララウンジを利用出来るお得な便。しかも深夜出発という事で搭乗したらすぐ眠くなるのも良い。有名な特製ビーフカレーと重慶飯店の麻婆豆腐と赤ワインをキメて、歯を磨いたらもう寝る準備は万端。(勿論家でしっかりシャワーも浴びてスッピン。)

なんやかんや出発が20分程遅れつつも無事離陸。オランダに到着するのが現地時間の10時半で、そこからしっかり1日遊ぶ予定だったので寝られるだけ寝ておこうという事でトータル8時間くらい寝てた。やっぱり熟睡は出来ないけれど、ノイズキャンセリングイヤホンのおかげでそこそこ快適。

初めての北極横断ルート

私ヒースローに着陸する時に見えるロンドンの街並みが大好きなのよ。ハリポタのプリベット通りみたいな家の並びとか、都市部のロンドンアイとかシャードが見えた瞬間に「ロンドンきたー!」ってなる。しかしまあ今回は出発が遅れた事や、飛行機から到着ターミナルまでのバス移動もあり、かなり時間がギリギリに。オランダ行きの便が出るターミナルに移動して手荷物検査を受ける時点で既に搭乗開始してて、スタッフに声掛けようかとも思ったけど、だるいアジア人と思われて目付けられるのも嫌だし…と大人しくレーンが進むのを待つ。幸い荷物も自分も何事も無くクリアしたけど、その時点でゲートクローズまで残り10分。1人ホームアローン状態でロンドンのロの字も味わう事無く(余ってた£も全く使う余裕無かった)、なんとか乗り継ぎ成功。今度からヒースロー乗り換えは絶対に3時間は確保すると心に誓う。

ヒースローからオランダのアムステルダム・スキポール空港までは体感30分。マジで1時間も乗ってないと思う。昔ドイツからロンドンへ行った時(その時も今回と同じ友達を訪ねていった)、イミグレで滞在場所を聞かれて「友達の家」って答えたら「住所言え」って言われたのがなかなかのトラウマで(空港まで迎えに来てもらうから聞いてなかった)、今回は事前に友達から住所を教えてもらいドギマギしながらレーンに並んでたんだけど、まさかの一言も質問されなかった。逆に渡航理由ぐらい聞いてくれよ。

オランダに行く時はいつもドイツから電車で行ってたから、なんやかんやスキポール空港の利用は初めて。迎えに来てくれていた友達と無事再会のハグを交わし、バスに揺られて先ずは友達の家へ。オランダの交通機関(バス・トラム・地下鉄・電車)は全部クレジットカードで乗車出来るから楽チン。現地在住者はデビットカードの方が主流らしいけど、わざわざ交通系カードを買ったりアプリを登録する必要も無くてツーリストも安心。そして空港周辺の街並みがマジでドイツと変わらん。

友達の家で一休みして、いざ今日の目的地・アムステルダム国立美術館へ。前にも行った事があるんだけど、今回の目当ては館内の図書館。

たまらん。美しすぎてため息しか出なかった。

レンブラントの『夜警』が修復のために本来のポジションと額から出てた。貴重。そういえばオランダに着いてからeSIMを接続しようとしたんだけど、日本でダウンロードしたのがいけなかったのか全く繋がらなくて困った…。この日は終日不調だったからずっとWiFiで過ごして、翌朝色々試してみたらようやく繋がったけど、周遊プランの筈なのにフランスへ移動したらまた一定期間繋がらず。APN(アクセスポイント名)っていうのを一度削除してまた登録しなおしたら解決するっぽいけど、次に海外行く時はキャリアの海外ローミングプラン使おうかな。

美術館の後は友達の友達(スペイン人)と合流してアムスの街を練り歩きながら、河辺でビールとオランダ名物のクロケットを頂く。ロングフライトの後のビール、しみるぜ…。スペイン人の彼女曰く「スペインのクロケッタの方が美味しい」との事。そりゃそうだ、私も日本のコロッケの方が美味しいと思うもの。そういえばオランダにもラドラー(ビールのレモネード割り)があった。ドイツだけのものかと思ってたけど他の国にもあるのね。

初日は機内でしっかり寝たおかげかちゃんと夜に眠くなり、自分の体内時計の順応性の高さに感動すら覚えた。翌日も遠出で朝早いって事で23時には就寝。

2日目へ続く。7日分たんまりあるからゆっくり書いてこ。