見出し画像

Alt_Mediumの2024年10月のお知らせ

どうも〜
朝と夜がちょっと涼しいですね!
このままお昼ももう少し涼しくなってくれると嬉しいです。
いいお天気の日はどこまでも歩いていけそうな気持ちになります。

あ!でも蚊の方はもう少し遠慮してくださると嬉しいです。本当に……。

ということでAlt_Mediumの10月のお知らせです。


◤10月開催される展覧会◢

※現在開催中
2024年9月27日(金)~10月9日(水)※木曜日休廊
草野 椿 、橋口 未緒 二人展「highway/lowway」

2024年9月27日(金)~10月9日(水)※木曜日休廊
草野 椿 、橋口 未緒 二人展「highway/lowway」

〔展覧会概要〕
武蔵野美術大学映像学科卒の同期である草野椿・橋口未緒による写真展。


〔プロフィール〕
草野 椿 / KUSANO Tsubaki
福島県いわき生まれ。
2022 年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
約 6 年の間に日常的に撮り溜めた写真から展示を構成する。
過去の断片を再構成することで、流れた時間を現在の視点で捉え直す。

〔instagram〕
https://www.instagram.com/tsubaki.kusano/


橋口 未緒 / HASHIGUCHI Mio
2018 年 八王子学園八王子高等学校美術科卒業
2022 年 武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業
突発的な記録写真を用いて、無意識の視点を可視化する。

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202409kusano_hashiguchi/


2024年10月11日(金)~10月23日(水)※木曜日休廊
目良 敦 写真展「目のまえのすべての過去は」

2024年10月11日(金)~10月23日(水)※木曜日休廊
目良 敦 写真展「目のまえのすべての過去は」

〔展覧会概要〕
日々の写真は、過ぎ去った光景の記録にすぎない。
しかし、目を凝らし、耳をすませば、
もうひとつの言葉を語り始めるようにも思える。

長い時間も半ばを過ぎて、それでも日々に写真を残すこと。
それは、ありのままにすぎる日々に耳を傾け、
ささやかな日常の言葉を聞く、喜びかもしれない。


〔プロフィール〕
目良 敦 / MERA Atsushi
兵庫県出身
武蔵野美術大学 卒業
多摩美術大学大学院 修了
町田市在住

〔個展〕
2022年「はじまりと終りのあいだ」(エプサイトギャラリー丸の内 / 東京)
2015年「Silence,belongs to nothing.」(TOTEM POLE PHOTO GALLERY / 東京)
1999年「知恵の輪」(gallery cradle / 神奈川)

〔主なグループ展〕
2006年第27回写真ひとつぼ展「atom」(ガーディアンガーデン / 東京)
1996年LENS MEN「知恵の輪」(目黒区民ギャラリー / 東京)
1995年for your vision「知恵の輪」(モリスギャラリー / 東京)
1994年orbit「知恵の輪」(ドイフォトギャラリー / 東京)

〔作品収蔵〕
フランス国立図書館(フランス)

〔Website〕
http://mera-photo.com

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202410meraatsushi/


2024年10月25日(金)~11月5日(火)※木曜日休廊
矢島陽介 個展「 a way of seeing」

2024年10月25日(金)~11月5日(火)※木曜日休廊
矢島陽介 個展「 a way of seeing」

〔展覧会概要〕
Alt_Mediumでは10 月25 日(金)から11 月5 日(火)まで、矢島陽介による写真展「a way of seeing」を開催いたします。

このシリーズは、矢島が自ら撮影した写真をモチーフに絵を描き、さらにその絵を撮影するというプロセスが中心となっています。モチーフは、絵画や写真における基礎的な対象であり、これまで矢島が繰り返し撮影してきた被写体である静物写真と、後ろ姿のポートレートで構成されています。絵は、ネガフィルムのように反転した状態で描かれたものもあり、それをフィルムで撮影することでネガ上に正しい絵が浮かび上がるという構造が生み出されます。

矢島は、キャリア初期に読んだスーザンソンタグのテキスト「A Little Summa(小さな大全)※」の一節が、その後の活動に影響をもたらしていると言います。

『 Photography is, first of all, a way of seeing. It is not seeing itself. 』
(まず初めに、写真は見るための手段であり、見ることそれ自体ではない)

※ “A Little Summa” – Susan Sontag『写真との対話 “How to talk to photography”』
(国書刊行会、2005年)

また、同じくキャリア初期に、世界同時多発テロのニュースを見たこともその後の制作に大きな影響を与えていると言います。アメリカとイラクのニュースが飛び交う中、矢島は” 表だと思っていたものが実は裏から見たら裏だった”というごく当たり前のことを改めて意識します。それは社会に対するある種の懐疑的な視点を矢島に植え付け、結果としてネガとポジの構造を介した本作の制作にも繋がっています。

矢島は本作において、フィルム写真の構造を用いながら絵画と写真の境界を探る過程を提示しつつ、見る側の認識のあいまいさを含めた今日のわたしたちを取り巻く「ものの見方」について考察することを試みています。写真を用いたさまざまなアプローチを続ける矢島の作品を、この機会に是非ご高覧ください。

〔プロフィール〕
矢島陽介 / YAJIMA Yosuke
1981年生まれ。
2009年「1_WALL」入選以来、積極的にグループ展や個展などで作品を発表。2013、14、16 年にはオランダ・アムステルダムで毎年開催される「The Unseen Dummy Award」(Unseen)で入賞。

また、2017 年にはIMAプロジェクト主催「LUMIX MEETS BEYOND2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #5」(IMA gallery / 東京)に出展し、2015年には写真集『Ourselves / 1981』(自費出版)を刊行。

〔Website〕
https://www.yajisuke.net

〔instagram〕
https://www.instagram.com/yjmysk28

〔展覧会詳細〕
https://altmedium.jp/post/202410yajimayosuke/


◤9月に開催された展覧会アーカイブ◢

木下 茜 個展「Dynamism in Serenity」

2024年8月30日(金)~9月4日(水)
木下 茜 個展「Dynamism in Serenity」

norimasa ejiri「手で見る、手で聴く ⇄ 目でさわる、耳でさわる」

2024年9月6日(金)~9月11日(水)
norimasa ejiri「手で見る、手で聴く ⇄ 目でさわる、耳でさわる」

金子佳代 個展「MONTAGE」

2024年9月13日(金)~25日(水)
金子佳代 個展「MONTAGE」

◤取り扱い商品のご紹介◢


※作家手製本

本作品は、2008年と2018年に東ヨーロッパ一帯を旅して撮影した写真を、2022年において改めて見直し、その過程で新たに見い出されたイメージを編集することで、制作されました。
1978年生まれの石川にとって、幼い頃繰り返し目にした歴史的な事件の映像は、ある時はカタストロフと変革が同時進行していく事態として、またある時はディストピアの映像として記憶の縁にこびりついてきました。
歴史的な瞬間が閃くようなイメージを何度でも見つけ出そうとする編集という行為は、見方を変えれば、もはや取り返しのつかない過去がまるで私たちを見つめ返しているかのようです。

〔作家プロフィール〕 https://signandroom.stores.jp/news/63772e98c92c5d1f84f7bfee

===

撮影:石川幸史
発行:私家版
サイズ:210×150 mm
ページ数:20頁
発行年:2022年
状態:フルカラー、中綴じ、ソフトカバー、作家手製本

《書籍詳細》
https://signandroom.stores.jp/items/635b4ce3abc35c51c52ddfc0


Alt_Mediumではスペース利用者を随時募集しています。
卒業制作の学外発表や、個展、グループ展などを計画されている方はどうぞこの機会にご検討ください。
展覧会開催ははじめてという方から、ベテランの方まで幅広い作家様にご利用頂いております。
展覧会についてご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
※学割、リピーター割引もございます。

〔ギャラリー詳細〕
http://altmedium.jp/

***

【お問い合わせ】
Alt_Medium
〒161-0033
東京都新宿区下落合2-6-3 堀内会館1F
TEL:03-5996-8350
E-mail:inquiry@altmedium.jp

いいなと思ったら応援しよう!