映画 『コーヒーが冷めないうちに』 (2018) レビュー

時計の針が止まっている、あなたへ。

(東宝MOVIEチャンネル You Tubeより)

「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和の同名ベストセラー小説を、有村架純の主演で映画化。時田数が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るには面倒なルールがいくつもあったが、その全てを守った時、優しい奇跡が舞い降りるのだという。今日も店には、噂を聞きつけてやって来たキャリアウーマンの清川二美子や、訳あり常連客の高竹佳代と房木康徳、なぜか妹から逃げ回っている平井八絵子ら、それぞれ事情を抱える人々が訪れてくる。タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることのできる数も、近所の美大生・新谷亮介に導かれるように、自分自身の秘められた過去に向き合っていく。(映画.comより)

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好きな人はできた?
ありがとうもごめんなさいも、全部言える人はできた?


過去は変えられない。
でも、
愛されていたことを思い出すことができたなら、
時計の針は動き出す。


たった一杯のコーヒーを飲む時間だけでも、心は、変わる。
いま、失いたくないものはなんだろう。
いま、できることはなんだろう。

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