地域おこし協力隊が住宅ローンに挑戦→長野県でマイホーム
40代の「地域おこし協力隊」が土地を買い一軒家を建てるために、金融機関で数千万円の住宅ローンを組んだ話をざっくりと書きます。
長野県伊那市の地域おこし協力隊のスタイルは市と雇用関係がない委嘱型で、個人事業主扱いです。しかも3年間という有限の契約です。地元行政に近いとはいえ、いわゆるフリーランス。役所に勤めている正職員とは、社会的な評価はまっっっっっったく異なります。
一般的に、個人事情主は金融機関で住宅ローンを組むのが難しいと言われています。長きにわたって安定的な収入(≒給与所得)がないとみなされて、信用レベルが低く評価されがちです。住宅ローンまでいかずとも「クレジットカードを新たに作るなら会社を辞める前に」という話は聞いたことがあるかと思います。数千万円のローンを組むともなると、保証会社がシビアに査定することになります。
しかも私自身は、住宅ローンを組むのにあまり向いていない属性です。
・40代後半
・長野県移住4年目
・実家は遠方
・Wワーク中(地域おこし協力隊と会社員)
・大阪市内の会社員(正社員・3年前から時短・在籍9年・テレワーク)
・Wワーク前後で給与所得は1/2以下に
・自己資金少しだけ
・自己以外の手助けなし
・独身
幸いだったのは、
・持病なし
・ブラックリスト記載なし
・10年程度ほそぼそと資産形成してきた生命保険があった
ということ。
そして「ローンを組んでマイホーム」を考えたことがない生き方(10年で住む町を変える、宵越しの金は持たない)をしてきました。
ある日、インスタのタイムラインに現れた小さなログハウス。
「あぁ、こんな小さな家なら建てたいな、建て、、、はっ、私が土地買って家建てるとかぜったい無理じゃん」
と思いつつも、そのログハウスにすっかり一目惚れ。
自分の人生とは無縁と思っていたマイホーム。でも、家ってどうやって建てるんだろう。
2023年9月、とつぜんの思いつきから住宅ローンの道へ。
そう簡単には進まなかった私の道のりをご紹介します。
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