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姿勢と健康 〜おすすめ🌟キャットレッチ〜

姿勢が悪いと、美容面で損をするのは言うに及ばず、精神的にも肉体的にも悪影響を及ぼします。
「そもそも悪い姿勢はどうしていけないのか」に始まり、姿勢がいかに大切でまた健康に深くかかわっているかということや姿勢を改善するための体操を学びました。

以前腰痛があり一時的なものではない鈍痛が太腿後側まであるので坐骨神経痛?と思い整形外科に行きました。 
レントゲンで腰骨の3番めの骨が少しずれてはいるが軽度であまり心配ないとの診断でした。
 
ちょうどタイミング良くその時にカイロプラクティックの先生の「姿勢と健康」という講義を聞く機会がありました。
 先ず心配したのは腰痛で講義を何時間も聞けるかな?ということでしたがそんな心配は全然ありませんでした。
30分おきにキャットレッチというストレッチをしたことで長い時間座っていることができました。

胸を開いて後ろで手を組み、
息を吐きながら肩を引き左右の肩甲骨でレモンを絞るように肩を目一杯引き、
首を持ち上げる

この運動をしていただけで姿勢が保たれて本当に楽でした。
 

 頭の重さは体重の10%と言われているので50kgの人で5kg、60kgの人で6kg ボーリングの球を背骨で支えている感じです。それが首を5cm前に傾けただけでその重さが2倍にもなってしまい、それを背中の筋肉で支えることになるので肩こりや腰痛になるようです。
 
     
キャットレッチは毎日のうがいや歯磨きと同様に習慣づけると本当に背すじが伸びて背骨の上に首が乗っていることを意識できます。
そんなわけで講義の間中、受講生の姿勢はピンとしているし長い時間その姿勢でいることの方が楽でした。

理想的な姿勢とはもっとも体に負担をかけない姿勢なので筋肉の補助をなるべく少なくてすむ「骨」で立っていられる姿勢だそうです。
体の重さを支えられるのは「骨」だけで皮膚や筋肉や脂肪や内臓は重さをかけられたら潰れてしまいます。

悪い姿勢は老けて見えたり印象も悪く見られがちです。
猫背のまま深呼吸をすることはできません。
ということは、姿勢が悪いと酸素を豊富に取り込めないわけです。
また、骨や関節を傷めやすかったり筋肉が凝りやすいく神経の伝達に支障が出ます。 

体の表情は脳の働きにも影響するので背すじを伸ばしただけで物事を前向きに考えられたり楽しく感じられたりします。
肋骨が広がることによって呼吸も深くなり集中力も上がりダイエットもしやすくなるそうです。
筋肉がバランスを崩すと歪んだ状態が自然で正しいと体が認識してしまうそうです。


「こり」は力を入れたり精神的に緊張したり負荷をかけられた時、筋肉の繊維が縮んで生じます。
それが血管を圧迫して血液の流れを悪くするので血行不良が起こり筋肉が疲労します。
栄養や酸素が届かなくなり老廃物が蓄積するためです。
筋肉の繊維が縮まったままになると硬いままになり「こり」が生じます。

そうは言っても日常の手元の作業は下を向かないとできないものばかりで背中は丸まりやすいです。
それは目が体の最上部に近く前に位置しているためです。
腕も前に来ると背中が丸まりやすくなるので背中を反らしたり肩甲骨を寄せたりする動作は常に必要だということです。

姿勢が悪いまま肩こり解消を求めるのは、〈画びょうを踏んでも痛くない体を求めている〉のと同じだということだそうです。


 〈腰椎と骨盤の歪みが引き起こす症状  〉

これが一番興味のあったことなのですが、先ず腰椎、仙骨が関係する内臓は腎臓、大腸、生殖器などであることを知りました。

腰痛の中でも腰全体が伸びないのは腰猫背。
長時間立っていられないのが反りすぎ腰。
左右どちらかに鋭い痛みは左右側弯。
ぎっくり腰はブレーカー落ちの状態。
坐骨神経痛は脚の裏側、後ろ側の痛み、しびれ
鼡径部、股関節、お尻、膝の痛み、下腹や尾骨の痛みは末梢神経が関係している。

これらは背骨の歪み、筋肉の張りを治すことで随分改善されるそうです。

痛みは痛いことに意味があり、危険から命を守ってくれる体からのメッセージなので痛みを感じなければ体の異常にも気がつかないわけですから大事なことです。

姿勢が悪いのをそのままに痛みだけを取り除くことは、〈火事で火を消さずに火災報知器だけうるさいと止めるようなもの〉だということだそうです。

先生は最後に「世界最高のドクターは自分の体の中にいる」とおっしゃいました。
それを100%発揮するには自律神経の正常な働きが不可欠です。

自律神経は背骨を経由して全身に伸びているので姿勢の状態により神経の伝達経路が阻害されると100%発揮できなくなってしまい回復力が低下するそうです。
ですから姿勢(背骨)と健康は密接に関係しているのだそうです。

テレワークの多い中、1時間に1回は後ろで手を組んで肩甲骨を寄せて、首をそらして立ち上がる。(座ったままでも)
その際鼻から息を吸って口から細く吐きます。
1時間おきにたった1回で大丈夫です。
それを1日トータルで10回くらいやってみるとこれは抜群に効果があります。
簡単なので是非試してみてください。

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