彼岸花
墓地や寂しい野道にひっそりとそれでいて燃えるような赤い花を咲かせ、幼い頃はちょっと怖い花に見えました。
墓地に植えられているのは土葬だった昔、臭いを消してくれるのだと聞いたことがあります。
球根に毒があるからでしょうか。
黄色い彼岸花と交配した白い彼岸花も楚々としてなかなか綺麗です。
シロバナマンジュシャゲと言うのだそうですが関東ではあまり見られません。
彼岸花は「葉見ず、花見ず」と言われています。葉が茂っている時には花は咲かず花が咲いた時に葉はありません。
お互いに見ることができないということだそうです。
栄養は球根にあるので花が咲く時に葉は必要ないのですね。
彼岸花はお彼岸の頃突然咲くのでその名前がつけられましたが、毒があるのでそれを食べたら彼岸(死)とも言われています。
別名の曼珠沙華はサンスクリット語で〈赤い花〉という意味だそうです。
曼珠沙華の方がステキな名前⁈
金木犀も満開で風に乗って窓から良い香りが漂ってきます。
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